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スペイン語でgalgoと呼ばれる猟犬です。
スパニッシュ・グレイハウンドという、紀元前600年くらいから人間と共生している犬。
この犬はシャイなせいか、売られることなくブリーダーのところに3年いたのを
娘の彼氏がもらってきたのです。

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走るのがとにかく速いので、うちのみかんともすぐに仲良しになった。
ブリーダーのところではいじめられていたので、ずっと犬の友達もできなかった。
初めての犬の友達が我が家のみかん。
みかんも走るのが速すぎて、一緒に他の犬と遊んでいても
10分もしないうちに
「みかんはうざい。」と言われて、みんな行ってしまう。
初めて、これでもかと思えるくらい遊べた。


名前はソラ。Sola、ひとりぼっちと名付けられたソラ。
日本語でソラは空だよと、娘が彼氏に言った。

一人でもいいんだよね。空はどこまでも広がる。
広がりすぎて、ひとりぼっちでも、いつかどこかで繋がっていくさ。
誰かと。

ソラの話は、↓の記事にも紹介してます。うちの娘の彼氏を厳選10人に入れちまいました。





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by cazorla | 2017-05-19 18:29 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

女性闘牛士

スペインのお洋服。
クリスティーナ サンチェス。
マークを見ると。。。
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そう クリスティーナ サンチェスは元 闘牛士。

どんなお洋服なのかなーと興味のある方は こちらから。

友人のお店で見て 女性闘牛士の存在もその時初めて知りました。
でも 女性の闘牛士の歴史は意外に古く 1654年 6月25日に初めて女性が闘牛をしたという記録が残っています。 1774年に初めてのプロの女性闘牛士が誕生。


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1816年 ゴヤの作品。 銅版画。
サラゴサの闘牛場 ニコラサ エスカミージャ。

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こんなにたくさんの女性が闘牛をしてたとは知りませんでした。
スペインは マチスタ と言われるけど マッチョな女性が多いと思います。










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by cazorla | 2015-10-18 09:23 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

チョコレートの歴史

チョコレートはラテンアメリカ原産。
新大陸発見以降ヨーロッパにやってきた。
コロンブスは まったく興味を持たなかったのでチョコレートが
ヨーロッパに来るのは 発見からしばらくしてから。
アステカを征服した エルナン・コルテスによって。
(ウィッキー日本語版を見たらコロンブスになってますが これは間違いです。)

今では チョコレートといえば 板チョコなど固形。
飲み物としては 冷たいのもあるけど
やっぱり暖かいもの。

でも アステカの人々は 冷たい飲み物として飲んでいた。
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こういうふうに カカオを混ぜていた。
これは マドリッドのアメリカ博物館にある絵。
そして いろんなスパイス たとえば 唐辛子とかを混ぜて
辛い(hot)な飲み物だった。
表記も chocolate ではなく xocolate。
だから もしかしたら ショコラテで フランス語発音に近かったのかもしれません。

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そして カカオの実は 通貨としても使用されていました。
ラテンアメリカでも 貴重なものだったのですね。


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メキシコから持ってきたカカオは スペイン・サラゴサの僧侶によって
暖かく濃く甘い飲み物になりました。 ピエドラ僧院 サラゴサ
今でもスペインで 『チョコラテ(チョコレート)』を頼むとどろどろに濃いチョコレートドリンクが出てきます。
たいていの料理は 僧院で発明されている と思います。
かれらは 時間がいっぱいあるから。

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17世紀のチョコレートの食べ方。
パンなどを浸して食べていた。
これは ルイス メレンデスの作品。 (プラド美術館 マドリッド)
ちなみにルイス メレンデスは 生前は才能を認められなかったけれど
今ではスペイン最高の静物画家と言われています。

パン・クッキー・マドレーヌ・スポンジケーキ なんかを浸すことから
絡めてしまう。 フルーツなんかも 絡めてしまう。
実際いまでも フレッサバニャーダ (イチゴのチョコレートがけ)とかあるので
そうやって チョコレートボンボンができあがったのでしょうね。

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17世紀 チョコレートドリンクを作っているところ。

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カカオをこれで挽いていました。
スペインでは 19世紀まで使われていました。

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18世紀のチョコレートポット。

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イギリスの紅茶 スペインのチョコレート と言われるくらい スペインの典型的飲み物になりました。

イタリア人 ドレットDoretが チョコレートを固形にするのに成功し
オランダ人 コラン ヴァン・ホーテンが 粉末で 簡単にチョコレートを作れる方法を発見し その粉末にする製法がイギリスで 板チョコになりました。
また 他のイタリア人が チョコレートボンボンを作りました。
これは 粉末にしないで カカオから直接の工場で作ったチョコレートとは別の手作りのチョコレート。
スイス人 ダニエル ペーターがチョコレートにミルクを加える方法を発見。



それでも スペインでチョコレート といえば

朝ごはんのチューロスとチョコレート。

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by cazorla | 2015-03-22 19:45 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

囲炉裏のまわりで おじいさんやおばあさんの語るおとぎ話を聞くのがつらい時代を生きる一つの方法だった。

今も たぶん 私達にはおとぎ話が必要なのだと思う。

子供たちが独立したらどこに住みたいか

そういう話を夫とする。

特に夫にとって それは 心を癒すおとぎ話。

まだまだ 遠いむこうにある。

最近は カナリア諸島にある小さな島 グラシオッサに住もうと話している。

グラシオッサ島にある町 ソムブレシート

フランス海岸で日向ぼっこ。

ひとつひとつの名前がかわいくていかにもおとぎ話だ。

グラシオッサ graciosa (gracioso の女性形の形容詞)を辞書で引くと

愛らしい

既知に富んだ

愛嬌のある

無償の

おかしな

名詞 男性形で 戯曲の道化役


英語で graceful.


最初にこのことばを覚えた時はかなり困惑した。

あの人 面白い人ね というときにも使うことばと gracefulが うまく噛み合なかったからだ。


クラシック音楽の楽譜には イタリア語で graziozo と言うのも出ている。 おもしろおかしく弾くわけではもちろんなくて 日本語の説明では 優雅に となっている。 

グラシオッソって言うのは モーツァルトの音楽みたいなものだよ と夫がいう。

たとえば チェエフォフの『桜の園』のラネーフスカヤみたいな感じ。

軽くて ほほほほほ と 笑っている あの姿を想像すればいい。

お金に困っているのに 物乞いが来ると 『あらあら 銀貨しかないわ』と言いながら銀貨をあたえる あのおおまかさ。 それがグラシオッサなんだ。 お金を持った貴族のあのおおまかさ。杉村春子もラネーフスカヤを演じた時 たしかに ひらひらと軽く動いていた。

あれが グラシオッサ。


夫が言う。

どこに住んでるのってきかれて グラシオッサに住んでるの て 答えるのさ。

とっても グラシオッサだと思わないか?


それは おもしろく 既知に富んで 愛嬌があり とてもgracefulだ。


Graciosa(wiki)





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by cazorla | 2014-10-05 18:20 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(5)
朝 三時に起きて海に行く。
山のなかに住んでいる。
ハエンという アンダルシアで一番知名度の低いところ。
オリーブオイルの平均的質と量のみが ぬきんでいる。
そういう山に住んでいると 海が恋しい。
子供たちも大きくなって 夫と二人 たまに 海にいく。
アルメリア カボデガタという国定公園。
ゆっくり車で四時間くらい。
四時にでかけて 途中 コーヒーを飲んで一服して
八時には海に着く。
地中海の水は暖かい。

朝 一番について ヤギのグループに遭遇する。
羊飼いの少年もじいさんもいない。
犬さえいない。
まるで彼らの意志で出かけて朝ご飯しているみたい。
リーダーは茶色のヤギ。
大きくてちょっとこわい。
こわいけど 写真にとる。
ちらっと しょうがないなぁという顔で見る。

時間が来たのか かれらはゆっくりもどっていく。
どこに?
かれらの静かな家?

とにかく 戻っていく。
もどる家があるのは すてきだ。
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自然公園で 水浴をする贅沢。



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by cazorla | 2014-08-18 04:28 | アンダルシア | Trackback | Comments(4)
静けさと沈黙は違う と 十代のころ 読んだ。
分かったつもりでいても 子供だったから 頭の中で わかったような わからないような
それでも ちょっと きどって 引用してみたりしていた。

カソルラは 小さな村だから 静かだろうと思うかもしれないけれど 意外とうるさい。
今は いかにも スペインらしい村も減ってきたからかどうか
だんだん 年ごとに 観光客が増える。
静けさを求めて 山に行くこともできるが ときとして 沈黙 が 欲しくなる。

沈黙

マドリッドに 沈黙をもとめて ゆっくり 出かけてきました。

レイナ ソフィア美術館に。

あのゲルニカがあることで有名な美術館です。


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特別出展 マン レイ


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こういう軽く 粘土をいじっただけのものも 一目でピカソとわかるところが
ピカソのピカソであると言うことなんでしょうね。
彫刻として よいわるいは 別にして



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私は アントニー タピエスが好きなんだけど 今回は けっこうたくさん陳列されていて満足

ミロみたいな タピエスの作品と タピエスみたいなミロの作品もあって
きっと あいつ いい作品つくってるな とか 色々 思って 作ってみたものの
やっぱり 僕は僕の 作品を創っていくしかないなと まよっていた巨匠たちの若い姿を見たようでうれしかった。

ジョン ケイジの 若かりしころのテレビ番組もみた。
リラックスしていて おばちゃまたちもけたけた笑っていて
なんか 彼の目指していたものが見えたような。

幸せ気分


レイナ ソフィア は アトーチャ駅前
月曜日 七時から入場無料です。
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by cazorla | 2013-11-17 02:29 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(2)

ロンダ の 町に行く

ロンダ 陸の孤島と呼ばれています。
マラガ
二十年前に行ったときは 小さな村という印象。
今のカソルラみたいな感じ。
午後二時に 毎日 日本人がやってくる。
団体パスが 15分くらい止まって あわただしく バルのトイレを使い
大急ぎで写真を撮る。
一度 入るとなかなか出られない町だったので 滞在者はそれなりに
時間の余裕のある人。 つまりお金のない人。
今では イギリス人 イタリア人 ロシア人 フランス人など たくさん観光客がいました。
ロンダってわたしは 英語の教科書で読んで 知ってたんだけど スペインだって
意識が今ひとつなかった。 もともと地理に弱い子だったので。

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ロンダに入る前の風景。
スペインの典型的風景だと 夫はいいます。
椎の木。
これぞ スペインの普遍的風景。
石壁ではなく 古城ではなく
この椎の木のある風景。
最近は 松が増えてきて だんだん 失われつつある風景ですが
このどんぐりをたべて イベリコ豚は育ちます。

だからこそ スペインの典型的風景。


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こういう写真 どこかでご覧になった方 多いと思います。

あ そうだ ビールの宣伝にもなっていました。

アサヒビール 崖の上編


ロンダ・レポート 明日につづく です。
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by cazorla | 2012-09-07 15:27 | アンダルシア | Trackback | Comments(2)
以前 日本橋で浮浪者のおっちゃんに写真を撮ってもらった話を 宝物はいつも 掌の中で紹介した。 その写真 もうなくなってしまっているかと思ったら ちゃんとしまってありました。

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写真を見ると 思い出がこまやかになりますね。
Sちゃんのささやくようなふわふわした話し方を急に思い出した。
浮浪者のおっちゃんを見つけたときの 目の輝きとか。
見て あの人 芸術家よ
わたし 話してみたい。

あの あの おじさん
おはなししても いいですか?
おじさん 芸術家でしょ?

おじさん きらきらした目でふりむいて ゆっくりうなずく。

「そ おいら 芸術家だよ」

やっぱりーーー

Sちゃんはいつもあんな感じ。
やわらかくて 現実味がなくて そして さりげなく積極的で。
彼女のおかげで 存在の耐えられない軽さ に出会った。
まず映画を一緒に見て

うーーん ヨーロッパの風景は わたしをあのときの気持ちにしてくれるの




あの日は 日本橋に ホタというスペインの踊りを見に行った。
フラメンコが有名だが ホタは アンダルシアではなく もっと北の地方の踊り。
もっと軽く おどって 白いストッキングがかわいい。
男の子の衣装もチロルっぽい。
バレエの先生でもあるSちゃんは この踊りはさりげないけど
ものすごく筋肉がいるんだと 説明されて ふむふむと見入る。




やさしい時が流れて わたしはここにいる。
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by cazorla | 2012-08-28 00:37 | 思い出 | Trackback | Comments(8)

ペツレヘムの物語

一月六日はレジェス デ マゴでした。
カトリックの国では この日に贈り物です。
三賢者がペツレヘムの星を見て 贈り物を持ってきた話にちなんでるのですが
クリスマスシーズンになると この物語のようすを物語る箱庭のような ベレンとよばれるものが
各家庭や店先を飾ります。

クリスマスカードも 最近はサンタクロースが増えてきてはいますが
それでも このペツレヘムの物語にちなんだものが多いです。

カソルラの村だけではなく コマルカ・デ・カソルラと呼ばれる カソルラ山脈全体の村の小学生たちが毎年参加するクリスマスカードのコンテスト。
これも 大半が この物語の絵のようです。

今年は この絵が一位に選ばれました。
うちの末っ子の作品です。




キリストがにっこり笑ってるのがなかなかかわいい。
長女のマリアのベレン知識がかなり入ってます。
隅っこでうんちしてる人がいるのですが 注意してみると
たしかにどのベレンにもある。 
羊飼いは 三人兄弟。
そして キリストのシンボルである魚。

川はアルミニウムで作ってます。


ところで ニーニョ ヘスス (イエス)の父親 ホセ。
スペインの名前は 愛称のあるものが多いのですが ホセはぺぺと呼ばれます。
なぜなのでしょう?
ホセは 生物学上の父親ではありません。
イエスは神の子で マリア様は 処女だったのですから。
だから ホセは法的な父親 父親としての権利を持った人。
ラテン語で Pater Potestis
頭文字をとって P P。
Pは スペインでは ぺーと発音しますから ぺぺ。Pepe。

これ 歴史好きの夫が昨日教えてくれました。

ついでに フランシスコはパコ。
フランシスコは フランシスコ会を創立したひと
会 もしくは 組織 の父親。
Pater Comunitaes の略 で Pa co なのだそうです。

スペインに来て ずっと どうしてなんだろうなー と 思っていました。
そういう人多いですよね?
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by cazorla | 2012-01-10 15:32 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(10)

五角の城 

レオン近郊(スペイン北部)に住んでらっしゃる maiobachanさんが紹介されていたオルダスの塔。。 実は スペインって みんなが知ってるところより 知られてないけど 一見の価値ありのところのほうが 楽しいよね と言う話の流れで 我が村の 禿げ鷹も住む 五角の城(カスティジョ・デ・シンコ・エスキーナ)を ご紹介します。 ハエンは スペインで一番 カスティジョの多い地域です。

五角の城は 真上から見ると 五角形になってます。
もともと アラブ様式の城。
アラブの人ってなぜ こんなややこしいい形の建物を造ったのだろう。
四角にしようとして台形になってしまいそうな私は考える。

この写真は 行くたびに撮った写真の総集編なので 季節はばらばらです。


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イギリスの友達が娘の写真を撮っているのがユーモラスで 私もカチリ。
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4月の終わりから5月の第一週まで カモミール 咲き邦題 取り邦題です。
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禿げ鷹の巣 見える?
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ラベンダーの季節は ラベンダーの純粋な香り。
鳥の声と 静寂。
ここに来るとほっとします。


おまけは 我が村の動画。
よっく 見ると 私の家も写ってるんだ。
こういう所に住んでいます。
ちなみに 五角の城は このカメラ位置よりはるかに高いところにあります。




さて カソルラ饅頭でも 作るかっ。
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by cazorla | 2008-08-25 23:46 | カソルラ | Trackback | Comments(16)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla