「ほっ」と。キャンペーン

ポーランドでの演奏

ポーランドに留学している娘から送られてきた写真です。

ヴロツワフで行われた作曲家フェスティバルで作品の演奏をしたのだそうです。

e0061699_01510812.jpg
e0061699_01505123.jpg
e0061699_01512388.jpg

娘がすごく満足していたのは、まだスーペリオール(音大)の学生なのにちゃんと演奏家として扱ってくれたこと。
ちゃんと個室の控室があって肘掛椅子に座って飲み物を注文できてちゃんと飲み物をもってきてくれたそうです。
終わってからはカクテルパーティがあり、地元の要人達としばらくお話ししたり。

スペインは昔からの『手を使う人たち』に対する差別があって、今ではさすがに医療の世界では外科医を差別するようなことはありませんが、音楽家はバッハの時代とたいした変わりはありません。
それに比べるとポーランドはさすがにショパンの国だけあって音楽家を大切にするようです。
先日、カソルラにポーランド人夫婦が来ていました。
今娘がポーランドに留学しているというと、何を勉強しているのかときいて来ました。
フルートだというとまるで最高の科学か何かを勉強しているようなリアクションでした。
それはものすごく素敵なことのようです。

写真。
アンダルシアから来たフルート奏者と紹介され、赤いバラを頭に差しています。
アンダルシア!ポーランドの人にとってはものすごく異国情緒な言葉なんでしょうね。
三枚目の写真は同じ学校で学ぶポーランド人の男の子です。お母さんはロシア人だそうです。


[PR]
by cazorla | 2016-12-04 02:04 | こども | Trackback | Comments(12)

ギターのオーケストラ

長女は コルドバのコンセルバトリオ スーペリオル(いわゆる音大)で フルートを勉強してます。
現在 2年生。 20歳。
最近は ギターオーケストラのコンサートに参加してます。



e0061699_00194680.jpg


e0061699_00205796.jpg


e0061699_00203052.jpg


e0061699_00212016.jpg


シウダ レアル、 アルカサル デ サン フアン 等で 演奏しました。

指揮者 ハビエル ヴィジャフエルテ。 ギター奏者 作曲家 コンセルバトリオ スーペリオル教授。

2年に一度 日本のギターフェスティバルにも参加しているので このオーケストラを日本に連れて行きたいそうです。
e0061699_00210964.jpg
娘と一緒にデュエットも。
ピアッソラの作品。



[PR]
by cazorla | 2016-03-23 00:33 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

ピアニスト

先日 息子が 通ってるコンセルバトリオでピアノの講座に参加してきました。
昨年も同じピアニストが来たのですが たった二日間でも覚えることがたくさんあったそうで
今年は 泊りがけで 行ってきました。
CDが 出たばかりなので 参加者全員にプレゼントされました。


e0061699_17100569.jpeg

Odradek Records というアメリカの会社から 出されています。
この会社は 無名のミュージシャンたちの録音を聞いて 
その中から 15人を選び CDを出すという企画。
絶対に誰の録音かわからないようにして選ばれるそうです。
いかにもアメリカ的な 素敵な企画だと思う。
こういう 開拓は アメリカならでは。
アメリカンドリームは まだまだ 存在しているのですね。
日本のピアニストも選ばれています。
これは 一種のコンクールだけれど
 どこにも行く必要がなく
 純粋に 音だけで 選ばれて
 そのあと CDがリリースされ
 二枚目 三枚目の CDも録音される。
なかなか 素敵なシステムだと思います。




息子の参加した講座の先生の最初のCDは スクリャービン。(!!)
ハビエル ネグリンは スクリャービン、バルトックを
実にうまく 弾くピアニストだと思います。
そして頂いた新しいCDは グラナドスのゴジェスカとモンポウ。
スペインの作曲家です。
音色が柔らか。

e0061699_17102000.jpg











[PR]
by cazorla | 2016-02-16 17:13 | おすすめのもの | Trackback | Comments(21)
先日 鈴木清順監督のツィゴイネルワイゼンを見ました。
サラサーテの珍品と言われるレコードを聞く場面から始まります。
なんて言ってるんだろう。
ドイツ語は読めても 聞くのは。。。
と 主人公たちが話している。
ツィゴイネルワイゼン。
この曲を 知ってる日本人は この映画のおかげだけでなく
多いと思います。 が どうですか?
私は かなり 小さい時から 何気なく聞いていたこの曲が スペイン人の曲だとは
恥ずかしいけれど
ごく最近まで 知りませんでした。

ファーストネーム パブロ なんですね。
明らかに スペイン人の名前。

ツィゴイネルワイゼンは ジプシーのアリアという意味だそうです。
(もしかして みなさんご存知で ばっかじゃない 今更 そんなこと書いて と思われてるかも)
2006年に インスティトゥート エスパニョルが スペインを象徴する5人を選びました。
ダリとピカソが 一位二位どちらか 判断しかねるけど 二人が やっぱり知名度では一番。
三位が フリオ イグレシアス。
四位 アントニオ バンデラス。(2006年だから? もう ちょっと忘れられつつあるような。)
五位が ゴヤ。

でも サラサーテ 入れて欲しい。 (パコデルシアも!!)

e0061699_20111852.jpg

もしも 私同様 サラサーテが スペイン人だと知らなかった方
是非 もう一度 ツィゴイネルワイゼンを スペインの曲として 聞きなおしてみてください。


ところで もう一方 スペイン人だと信じきっていた人が 実はスペイン人ではなかった。
エル グレコって ギリシア人だったんですね。
いやー びっくり。
エル グレコって ギリシア人って意味なんだって。
本名・イタリア語表記 Doménikos Theotokópoulos, ギリシャ語表記Δομήνικος Θεοτοκόπουλος
ルネッサンスの時代の国際人。
でも 画家として 本名ではなく 冠詞つきで ギリシャ人という名前だけが残った。
それって ある意味 ギリシャを代表する画家という意味でもあるから 名誉なことなのでしょう。

エル グレコの作品は 宗教画の世界にあって
画家の名前を見ることなく たいていの人が 誰の作品かわかる数少ない画家と言えるのではないでしょうか。






[PR]
by cazorla | 2015-12-06 20:37 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(12)

牧神たちの午後

コンセルバトリーの最高年齢の劣等生。
試験勉強中です。
今日は エスティーロ (スタイル)の試験で 
楽譜を見て 分析して 特徴などなどを 書く試験。
試験勉強中なのに こんなの作ってみました。


ドビュッシーの プレリュード。 牧神の午後

我が家の二人の牧神の写真。 



ダン ギブソン Dan Gibson  バージョン。
電子サウンドだけれど この写真整理しようって。
アルバロの写真が多すぎ。
しつこいから 少し へらせと言われたけど そのまま。

写真は 4月です。
早く 春にならないかなー。


e0061699_19561707.jpg


さ 勉強しよ。


[PR]
by cazorla | 2015-12-01 19:57 | 思い出 | Trackback | Comments(4)
私 全く ヴィオラが上達しないコンセルバトリーの劣等生ですが
現在 試験期間中です。
今日は 音楽史の試験。
バロックです。

スペインのバロックは こんな感じ。
カバニジャス 

バレンシア出身。
今 ウィッキーペディア 英語版みたら スパニッシュ バッハって書いてあった。

覚えよう。。。。

オルガニストだったので オルガンの作品が多いです。



e0061699_19390584.jpg

やっぱり 一番のネックは 言葉です。
というか 名前がドイツ人の名前とか だいたい どう 読めばいいのっていうのがあって。
例えば Scheidt さんとか。
丸覚え。
あと 題名が ラテン語なんで それも丸覚え。

[PR]
by cazorla | 2015-11-26 19:45 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(10)

フルート備品を買うなら

娘からメールが来た。
買っておいて欲しいものがある。
娘は今 コルドバのコンセルバトリオ スーペリオールで
フルートを学んでいる。

欲しいと言ったのはこれ。

e0061699_20374904.jpg

フルートに取り付けてあるもの。
指の置き方を調教するものらしい。


Flutemotion
通信販売なら自分で頼めばいいのに。
外国だから ちょっと 強いらしい。
ほんとかな?
お洋服とか 通信で 買ってるけど それは国内だから?

オランダから?
だと 送料がかかるのでは?
とおそるおそる。。 親子で田舎者。 笑


15ユーロで 送料込み。
だそうで
オランダって 郵送 安い?

新宿に住んでた時 ご近所のママ友の旦那様
郵政省にお勤めで 
お勉強のため オランダに行ったと言っていた。

まだ 届いてないけど
届いたら 払うシステムらしい。
カードのナンバー盗まれる可能性もないし
カードを持っていない 子供でも買える。

フランスに住んでらっしゃる おーやまさんもフルート吹いてるから
このページ お勧めしよう。
ヨーロッパ在住で フルートを吹いてる、 お子様が 吹いてる
という方 なかなか 面白いもの売ってます。
吹いてなくて お子様がいらっしゃる方にもお勧めのものがいっぱい。


来週 あたりくるかな?
水曜日に 娘の発表会を聴きに コルドバに行くので 楽しみ。





[PR]
by cazorla | 2015-10-23 20:48 | おすすめのもの | Trackback | Comments(6)

まっすぐ

サルトルがノーベル賞を辞退したというのは
なんというか けっこうサルトルに似合わないというか
ちょっとこどもっぽいなと 中学生くらいの時だったか
そう思った。
最近 ネットで サルトルは前もって 辞退するからえらばないでくれ と手紙を送ったが
到着が遅れて 受賞ということになったそうだ。
なるほど。
ネットって便利だな としみじみ思います。 二重の意味で。

最近 フェルナンド トゥルエバ監督が スペインで賞をとった。
スペインの政府の援助金で 映画を作り
スペインの政府の賞を受け取った。
その席で 『スペイン人だと自分のことを感じたことは一度もない。』と言って
ちょっと 顰蹙をかっている。
それなら賞を辞退しろ ブーイングが飛んでいる。

ナポレオンのフランス軍が攻めてきたとき スペインが勝ってしまったのは遺憾なことである。
とも。

これ聞いて むかーし 日本の某政治家が 終戦の時 アメリカの完全なる植民地になっていたら
いまごろは 英語が 母国語になっていて 英語で苦労することもなかったのに
という発言に似てなくもない と思った。

ナポレオンが勝っていたら もちろん アルバ公爵夫人は存在しないし
あのおもしろい再婚劇もなかった。
もちろん 工業化が進んだと思う。
でもいまあるスペインはない。
もちろん ナポレオン勝利によって スペインは もっと違った国になったかもしれない。
いまみたいに借金かかえてる国ではなく。
そして もうちょっとおしゃれーな国になってたかもしれない。
でも やっぱり その国の賞をもらって いう言葉ではない。

かつて ルイス ジャッチ (Lluís Llach)という歌手がいた。
カタルーニャのカタラン語で歌う。
生粋のカタルーニャっ子。
国粋主義者である。
スペイン語(カステジャーノ)で歌えばもっと有名になれるし
ラテンアメリカでも売れるし
と そういうオーファーはあったけど 頑なに カタランであることをとおした。
美しい歌声を こちらから。

e0061699_00180287.jpg
自分の思想を大事にした人の顔は美しいと思う。


自分の主張は 矛盾なく通すべきだと思う。
これはこれ あれはあれ
じゃなくって。
この フェルナンド トゥルエバさんも 反政府であれば 政府から
お金をもらわず 自分で 映画を作るべきではないか。

これって うちのこどもたちに言いたいことだよ。
あんたら パパとママに不服があるんなら ほしいものがある時だけ
にこにこせんといてや。




[PR]
by cazorla | 2015-09-22 00:23 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)

ビウエラ

スペインでは 現在 三学期。
もうすぐ 一年が終わります。
そして もうすぐ 試験。
ということで 勉強中。

コンセルバトリオの音楽の歴史の最後の試験はルネッサンス。
ルネッサンスの音楽勉強中です。
基本的に横文字に弱いので 名前を覚えるのが大変です。
特に ドイツ人系の 子音だらけの名前。

ルネッサンスといえば リュートですが
スペインでは よく似ているけど 違う ビウエラを弾いていました。
どう違うか 説明できません。

当時のビウエラは 現在では 三器のみ保存されているだけです。

e0061699_02114182.jpg
1ビウエラ グアルダルーペ
パリにある ジャックマール=アンドレア美術館保管
2 ビウエラ チャンブレ
同じくパリにあるCité de la musique 保管。
音楽の街と名付けられた場所。行ってみたいですね。
3キトのビウエラ
エクアドルのキト イグレシア  コンパニェロス デ ヘスス 

コルドバに 現在もルーテルが何人かいて 購入することができるそうです。

e0061699_02171390.jpg
ルネッサンス当時の楽譜。
印刷技術の発明で 教本の出版も盛んだったようです。

ルイス デ ミラン の本が 有名で その名も
エル マエストロ。
そのまんまの名前。

では がんばって勉強します。







[PR]
by cazorla | 2015-05-28 02:20 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(12)

音の色 音色

昔は色が見えていたかもしれないと『未知の贈り物』を読むと 
いにしえの音楽を思う。
インドネシアの色を見ることのできる人たちが住む島の話が出るからだ。
日本語でも 音色という言葉がある。
トレバー ワイのフルート教本には かなりのページを使って 音の色をどうやって美しくするか書いている。
もちろん 音色だけど 色が見えていたということを鑑みて 読むと理解しやすい。

ラフマニノフとスクリャービン リムスキー=コルサコフの三人。
後世から見ると なんてすごい人たちが一箇所にいたんだろうと思う。
スクリャービンとリムスキー=コルサコフが 音の色の話をしている。
二人は音の色が見えたのだ。
音の色は大体同じ。
ただ ミ♭は スクリャービンは紫 リムスキー=コルサコフは青に近い色だった。
それを聞いていて ラフマニノフが なに言ってるんだ
音に色なんかあるものか と言った。
すると リムスキー=コルサコフが 説明した。
『君の作品 ケチな騎士(作品24)で 老人が 宝の箱を開ける瞬間
君は レを使った。
そう 黄色。 金の色だよ。
君は見えてないかもしれないkが 感じてるんだよ』

e0061699_21015832.png
スクリャービンのピアノ



ラフマニノフが この思い出を書いている。

見る能力を失っても存在しているものがある。
感じることができる かもしれない。
わたしは言霊を信じる。
見えないけど あると。
見えないけど
聞けないけど
そこにあるものたち。

e0061699_21092044.jpg


息子が はじめてラフマニノフの作品を弾き始めた。
ラフマニノフを弾く が彼の目標だった。



[PR]
by cazorla | 2015-01-17 21:09 | 思うこと | Trackback | Comments(0)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla