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かがみよ かがみ おとぎばなしを聞かせてね

女の人は鏡を見るのが好き。
そして 鏡を見ているときのほうが ふつうに生活しているとき きれい。
残念なことに。 
残念なことに そう思う。
奥の畳の部屋に三面鏡があって 母が出かける前にお化粧をしている。
子供の時の思い出。
母が 紅をひく その鏡の中の顔は 信じられないくらいきれい。
母を呼ぶ。
こちらをふりむく。
さっきの顔とちょっと違う。
そして 女の人は鏡を見るのがすき。
それが自己満足の鏡だとわかっていても。


昔あった幼児番組で 「かがみよ かがみ かがみさん みんなにあわせてくださいな」と呼びかける あの魔法のようなことば。 鏡は 現実を映し出して 現実ではない。
その不思議さ。

自己中心的な女の子には特に魔法の言葉。

恋をする。
恋人を持つ。

これは 鏡の変形 だと思う。
特に 十代の女の子にとっては。

きれいと言ってほしい。 大事にされたい。 たった一人の唯一のお姫様になりたい。

16歳の我が娘の恋愛は 鏡あそび。
だから 失恋と言っても そんなに重症ではない・・・はず。
それでも 日曜日は いきなり家を飛び出して 森 と呼んでる秘密の隠れ家に行って
眠っていた。 
そう 眠っていた。 泣いていたではなく。 そして すっきりして戻ってきた。

一緒にお風呂に入って いろいろな経過を聞く。
これは 母の教育的配慮ではなく 単に好奇心。
今回の彼とは 学校の廊下でぶつかって 娘がばっかやろー どこ見てるんだって どなったところからはじまったそう。
なんだ なんか昔なつかし少女漫画みたいだなー。 そんなのことってあるのか・・ふむふむ
と静かに聞く。

女の子は いつも鏡が必要だから
また きっと 鏡を見つけてくるでしょう。

困ったことに この年 51になっても
鏡があるとうれしい。
でもあんまり 写りすぎると ちょっと疲れてくるので ほどほどの。

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実は ボーイフレンドがいる。
娘が 「ママの愛人」なんて呼んでる男の子。
もちろん 大人の恋愛なんてもんではない。
ただそこにいて ふんわり 好きだなって 思ってくれる。

なんてことないただのおばさんと思われるとちと寂しいよね。
だから 好きって言われても その好きがどういう観点なのか
どうでもいいの。
23歳の男の子が好きって言ってくれる それだけで ちょっとうれしい。
三十代の男の子だと 現実が近づいてくるけど
23歳の笑顔はおとぎばなしみたいで たのしい。

わたしのためにピアノを弾いて 歌ってくれる。
この鏡はいつまで わたしにおとぎばなしを聞かせてくれるのでしょう。
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by cazorla | 2012-02-22 12:32 | スペインティーンエイジャー | Comments(0)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla