スペインの作曲家 エンリケ・グラナドス
2013年 06月 22日
昨日の息子のピアノの発表会で 一曲弾いたのでご紹介します。
小学生の時 スパニッシュ・ダンスの五番を弾いて 今回は6番。
五番は もっと いわゆるイメージの中のスペイン的で その後 歌詞もつけて 今でも歌われます。
エンリケ・グラナドス自身による演奏のスパニッシュ・ダンスの五番 ダンサ・エスパニョーラ 5(アンダルス)
(見えないという指摘を受けたのですが もし見えなかったら
こちらでどうぞ。 グラナドス自身の演奏ではないですが。)
グラナドスの作品の中では 比較的簡単な曲なので ちょっと違う曲を弾いてみたいな
と言う場合は おすすめです。

同じ曲を アンドレス・セゴビアがギターで弾いています。
グラナドスは 父親の死後 経済的に困って カフェで毎日 五時間ピアノを弾いてました。
しかし ある企業家が 彼の娘たちのピアノ教師として かなりの高額でやとい そのお金のおかげで勉強を再開し のちに パリのコンセルバトリーに行きました。
かれは とてもスペインの文化を愛し 特にゴヤの芸術を愛していました。
それで 晩年作ったのが ゴジェスカ (ゴヤ風の音楽)。
最初はピアノ曲で のちに歌曲に。
この曲は たいていのスペイン人なら 一度は耳にしたことのある曲です。


日本では スペインの作曲は アルベニスのほうがたぶん有名だと思うのですが
私自身はエンリケ・グラナドスのほうが好きです。
おしつけがましい スペイン的なメロディではなく 心から スペイン的メロディを彼のセンスで表現していると思うからです。 そして ずっと 謙虚な人柄をメロディの中に感じるからです。
最初の画像が、見えない。
インターネット エクスプローラーでは、表示できない、、、、って。
MacのSafariでは問題なく見えます。
ところで、日露戦争は1905年に日本の大勝利で終わりますが、その影響は、オペラなど、西洋の文化にも及ぼしたのではないかとみています。この頃のスペインの音楽には影響はなかったのでしょうか。
たまに ユーチューブ 各国の著作権の取り扱いで見えなくなるからそのせいかな? https://www.youtube.com/watch?v=tuLHh8JM0a8 こっちでどうぞ。
この時代は やはり ナショナリズムと言われる時代ですね。
だから 民族のメロディを大事にした作品が チェコやハンガリーなんかでも たくさん作られています。 やはり戦争の影響でしょうね。


私も実は安いギターを買いました。
で 母の引っ越しの時 持ってこようと思ったけど
荷物に入りきらず やめました。
買おうと思えばスペインのほうが 良いギターが安く買えますものね。 ギター弾きたい。 でも ビオラだけでも大変なのに・・今は がまん。 ピアノも 科目であるのでがんばらなくては。
こちらは 奨学金いただきながら がんばってます。
ほんとに 日本にいたら3人に楽器を習わせるってかなりすごいことですよね。
ゴジェスカがどのくらいのレベルなのか というかどのコースに入ったときの課題曲なのか 今度訊いてみます。 難曲なんですね。
特に 自分の体の中にないリズムの曲って 難しいのだろうなと思います。 日本の太鼓の初歩みたいなものでも ドイツ人に教えるのは大変だって 以前読んだことがあります。