いかにも いかにも すわり心地の悪そうなベンチである。まず ゆったりできない。浮浪者もここでは 眠れない。美しい湖がある。ふとっていればなおさらここに座るのは苦痛であろう。おしりがはみ出す。肉が食い込む。あとだってつくだろう。もしかしたら 三時間位 赤いかもしれない。だからこそ ここで 愛を語ろう。はっきりしている。しばらく 座っていて ただ 湖を見る。だまっている。おしりが痛い。それでも 彼女もしくは彼 が がまんしていればたぶん だいじょうぶ。つぎに起きることを 期待しながら待っている。だから 勇気をだして
愛の告白ベンチ写真は ドニャーナ国立公園のなかの パラシオ デ アセブロン の庭園です。
コルクの木がたくさんはえていました。