人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ピカソとダリ

1927年から1970年の間に サルバドール・ダリはパプロ・ピカソに30通の手紙や電報をおくったそうです。 その中には 絵も同封してある物もありました。 それらの書簡と絵画がフランスで一冊の本になりました。 ピカソは一度も返事を出しませんでした。

しかし 初めて ダリがニューヨークに行ったときも ピカソが飛行機代を払うなど かなり援助をしています。 ただ 市民戦争の時代 ダリが電報で 「あなたは共産主義にもかかわらず ベラスケス以来の偉大なる画家だ」と書いたときはさすがのピカソも激怒したそうです。 

当時の 作家や画家たちで中流階級以上のインテリたちはだいたい 共産党を支持するか どちらも支持しないと言う人が多かった中で フランコを支持していたダリは異色です。 どうどうとお金を儲けたいからと宣言してしまうところも。 

ただ このダリの手紙 半分はカタランで書かれているのですが フランス語の訳がすごくひどいらしいです。 最初にスペイン語訳が出れば良かったのですが ピカソの物はほぼパリに残されているので 残念です。



写真はマン・レイです。

マン・レイが撮るとまた違ってきますよね。
ピカソとダリ_e0061699_248721.jpg

Commented by naolicu at 2006-01-09 06:02
この写真で五木寛之の小説を思い出していましました。昔のスペインのミステリアスに惹かれました。またスペイン語圏の国は必ず過去に何かありますよね。それにも惹かれますねー。
Commented by cazorla at 2006-01-09 19:20
naolicさん もしかしてその小説はロペスを題材にした物ではないですか。 人間関係っておもしろいです。 でもルーマニアもいろいろありそうですね。
Commented by kumiko_y0427 at 2006-01-09 21:25
内容かはずれているのですが・・・
初めまして、ただいまスペイン・レオンに留学中のKUMIKOというのもです。あたしもブログしているのでよろしかったら、リンクさせてください。
Commented by cazorla at 2006-01-10 04:00
kumikoさん レオンはとてもきれいなところですね。
リンク よろしくお願いします。
名前
URL
削除用パスワード
by cazorla | 2006-01-07 02:47 | スペイン 文化 言葉 | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla