オレンジケーキは ちょっと苦い
2016年 03月 16日
知り合いのお婆さん(87歳・独り暮らし)と話していると、よく「早く迎えが来てほしい。もう別にやることない。生きていても意味がない」と言う言葉が常に漏れてきます。
本当にそんな風に思うだろうな…、と想像することもできるので、無責任に「何言っているの、元気出して!」と言うのも憚られます。
でも、ひとしきり愚痴を言うとスッキリするのか、「心配しても仕方ないね。これだけ元気なだけでも感謝して、頑張っていかないとね」とご自分で〆られますので、わたしも「そうよそうよ!」と相槌を打てます。
人間って、常にポジティブとネガティブの考えが行ったり来たり、交錯していますよね。
だからお母様もきっと、端から端までをゆらゆらと揺れ動いておられるのだと思います。
それに一人娘さんが傍にいて、いろいろとお世話をしてくださるのだから、お幸せです。それがお母様の生き甲斐でしょう。
とは言え、高齢になり、思ったように体が動かなくなる、病気も出てくる、同年代だった友人や家族も亡くなって周りも寂しくなっていく、そんな中で生きていくって、本当に大変と思います。
老いてどう生きていくか、わたしも考えておかねばー。
オレンジケーキのレシピ拝見しました!
こちらはかそるらさんのお料理・お菓子ブログなのですね!
とても美味しそうですが、オレンジを皮も一緒に、アーモンドとすりこ木でドロドロになるまで潰すようですが、これだけでかなり重労働のような気がして、二の足を踏んでしまいます…。
でも美味しそ❢ (^^)
大人味のオレンジケーキ私も食べたいです!!どうしてでしょうかね。大人になると苦味や酸味が好きになるのは。
お母さまのちょっと口癖のようになっているお言葉。確かにまだまだ元気に生きたいからおっしゃられている言葉のようにも感じます。いろいろと大変でつらいこともおありかと思いますが、お世話をされているカソルラさん尊敬します。お母さまもそんなカソルラさんがおそばにいるからこそ、そのような言葉を発して甘えることができるのでしょうね。どうぞ、お母さまにも毎日一つの小さな幸せがやってきますように。私、この小さな幸せが一日一個って結構大事だと思うんです。何か一つでもいいことを見つけると心がホッとします。
で、面倒臭い病気を持っています。
カソルラさんのような大きな病気ではないのですが、、、
最近思います。
早めに、サッサといなくなりたい、、、、って。
でも、もう少し生きていないと、娘たちが困るようなので、もう少しだけ生きていなくちゃいけないなぁ~ と思っています。
考えてみれば、娘たちの為に生きてきたような気がします。
娘たちからはたくさんの幸せを貰いました。
この先、迷惑をかけたくないので、適当な時期に ささっといなくなる事が出来たら、嬉しいです。
オレンジとローズマリーのケーキ… すっごいおいしそう!! カソルラさん すっごい上手 ♪ 私は 全く(≧ε≦) なので うらやましい… 娘の作った… ケーキ食べられる母も シアワセだろうな ってね ♪
最近の新聞に載ってた文 紹介させてくださいね~
人間の不幸は過去を 後悔し 未来を心配することからきている 認知症の人は 毎日リセットするので ある意味 理想の生き方かも…
なんて… なかなかそう達観は出来ないでしょうが 母との そういうひとときが なかった私としては 無責任だけど ちょっとうらやましい気がします
好きなお茶や映画や本に つかって、また元気になったら
外に向かって行って。
人生 しょうもないって思うと逆に 肩の力が抜けるけど
高齢の人の人生しょうもない は、またちがうんだろうな。
何も生産しなくても、ほんとにいるだけでいいのに。
生産しないというのはちがってるか。影響は与えてるもんね。ほがらかなお年寄りが散歩してるのを見るとそれだけで、回りは幸せになるという事 お母さんは知ってるかな。
そうですね。 よく 鬱の人に 頑張って って言っちゃいけない って書いてありますよね。
わかります。
こういうのって やはり1種の鬱。
老人の鬱病とか主婦の鬱病とか。
私もたまに 特に 長女が受験前に爆発してる時は 参っていて
周りに がんばれって言われるのが辛かった。
ただ 話をふんふんって聞いてもらって それで いいんですよね。
母と交換日記はじめました。
文字にした言葉の方が 通じることもあるし
スペインの親子じゃないから 愛してるって言ってキスするのも恥ずかしいし ね。
繋がり 確かな 繋がりが 何らかの形であるって大事だなと思って
私たちは 言葉で繋がっていこう。
それで 交換日記。
書くことは何でもいい。
書いて あと 絵も描いて
それで 繋がっていけるように。
それと 音になった言葉って時として 傷つけてしまうこともあるし
取り返せないけど 書く言葉だと 消されるから。
その知り合いの方 トミ子さんのような話を聞いてくれる人がいて よかった。
小さい時の思い出で その時は とっても悲しかったのに大人になって 心温まる思い出として再現されるみたいに 苦いもの酸っぱいものが 美味しく感じられるのかもしれないですね。
母はやっぱり孤独なんでしょうね。
最近 誰からも手紙が来なくなったし。
10年スペインにいたら 日本の状況も変わる。 手紙を書いていた友達も。
住所だって変わる。 突然 息子夫婦と一緒に住んだり 認知症になってるかもしれない。
最初の7年くらいは 文通もしてたのですが メールとかの世代ではないので
途切れると もうつながらない。
孫たちもちっともかわいくないしね。
母はもともと 子供好きってタイプではなかったから。
介護の本を読むと 嫁の方が 老人の弱っていくところ
衰弱していくところ そういうのを見ても
愚痴を聞いても 聞き流していけるけど
娘は どんとダイレクトに受け止めるから ストレスが 大きいって書いてました。
死にたい って言われると こたえますね。
自然の力! そうですね。 いっぱい 花を見たり 美味しい取り立て果物を食べたり 鳥の声を聞いたり。
母親って いるだけで いいんです。
母が昔 母親がいる間は ムスメ なんだって言ってました。
本人が言っていて 忘れているかも。
ムスメでいる間は ムスメの顔が持てる。
だから 母親は いるべきなんです。
そう思います。
ココちゃんもきっと いるだけでいい って思ってますよ。
何もできなくても そこにいるだけで
全然 迷惑なんかじゃない。
旅行とかできなくてもいいから そこにいて欲しいって。
cazorlaさんには、甘えを口に出せる。そんな事ないよ、もっと生きていて頂戴、と本気で言ってもらえる。引き止めてもらうと、自分の存在意義が一瞬見えるような気がします。
って、その場にいた訳でもないし、見当違いだったらごめんなさい。
お久しぶりです。
どうしてらっしゃるかなーって思ってました。
コメント ありがとうございます。
母はよく夢を見るみたいなんです。
兄弟の夢。 子供時代の夢。
昨日のことはわからなくなっても 一番 大事な 『今』
は 相変わらず 12歳で亡くなった お父さんや
(私の祖父です) 子供時代の母親の記憶。
お姉さんに意地悪されたこと。
子供時代の庭にあった木々 草花。
今 交換日記はじめたんです。 母と。
それに 母の笑顔を見ると 幸せって書いたら 今日は1日 ニコニコしてました。
ニコニコしてたら
それが 本当のニコニコでなくても ニコニコしてるうちに
そんな気分になるんじゃないかなーって。
今日は 気持ちよく過ごせました、
母がいる っていうのは 私にとっては 糧というか
そういうもの。 支えられてる。
そう言っても 本気にしないけど。
ただ 邪魔してるだけと思ってる。
母は 私より プレスミーダ だったから 髪が少なくなったことや
シワや 体の線が崩れたことが 辛くてたまらないみたい。
老人として見れば 多分 誰もが 『綺麗なおばあちゃん』と思ってくれるだろうと思うのだけれど。
でも また そう感じて苦しむことが 生きてる証でもあるのでしょうね。
母と 王様のレストランを 毎週 一回分づつ見てます。
松本幸四郎が好きなんです、母は。
あまり意味がわからない時があって 止めて 解説したりしながら。
ネットって便利だよね。
そうですね。 そうだと思います。
存在理由って やっぱり大事ですものね。
一人の時間がながいから 朝ごはん一緒に食べたり
なるたけ一緒にいるけど それでも 24時間のうち しっかり一緒にいるのは せいぜい 3時間くらい。 週末 一緒にテレビを見たりして もう少し一緒にいるのですが。
一人でいると ああだ こうだ と考えて。
で 確認してみたいのだと思います。
毎日 手をしっかり握って 私も甘えてみようと思います。
ずっと一緒にいてね と言いながら。
ありがとう。
ありがとうございます ♪ 元気にしてます (*^o^*)
ちょっと 失礼なことば 入ってたな~って 反省してました 交換日記か~ よけいうらやましいかも ♪ 一日でも長く 一言でも 多く書いてもらえるように 祈ってますね~ (*^o^*)
お母様の「生きていてもしょうがない」に通じるものがあるように思います。
日本からスペインってお茶の葉は送れるんですか?
パッケージを見たらおよそ番茶には見えなくて、お母様ちょっとかわいそう。
こんにちは。
全然 失礼じゃないですよ。
コメント すごく嬉しいです。
書く 読むは 話すより じっくり考えるし
もちろん 書き言葉で 誤解があったりすることはネットで多いけど
話しながら 字を見て ずっと 理解し合えるようにしたいと思います。
たまにそう言いたくなりますよね。
私だって 時として なんで こんなところでこんなことしてんのやろって思ったりしますもの。
お茶ねー。 送ってくださる人がいて 煎茶は美味しい煎茶いただいてます。
でも こういうのどうかなーって たまに買うんですよ。
ブログのネタ。 意外と美味しかったですよー。
交換日記、すっごくナイスアイデアと思います!
ノートに書くのが良いですね。
ネット時代は確かに便利だし、早いけど、いろんな機器や回線必要だし、電気いるし、壊れたらパーだし、なにより、コンピュータに慣れない世代にバーチャルは不便。
リアルな日記は手に取って見られるし、開きたい時にいつでも開け、パラパラ読み返すこともできる。
絵や写真や詩や押し花なんかも織り込んだり…。
かそるらさんのお母様、老後にお嬢さんの住むスペインまで来られたことが凄いといつも思っていたのです。
一人娘だから、と言うのもあったとのことですが、それでも、日本の日常、住居、親せきや友人たちの輪から遠く離れ、娘さん家族以外知り合いもなく、言葉も文化も全く違う異国に本当に移住してしまうのは、勇気が要ることと思うのです。
しかも、近くとは言え、娘さん家族とは別居されてお独り暮らしなのですから!
好奇心旺盛な、独立した、何に対してもオープンな方なんでしょうね!
ね いい考えでしょ? 結構効果ありました。
耳が遠いから 怒鳴るように話すと 言葉が 文章として伝わらないし
文章になっても 話してるうちに はしょっちゃうのです。
でも 書くと ゆっくり考えて書くし 読むほうも
理解しながら 読む。 そして またゆっくり 書く。
スローフード って言葉がありますが
スローコミュニケーションですね。
母も言いたいことが 話してると 忘れるけど 思い出した時に 書いておけるので
満足してるようです。
そして 言いたいことが 言えるので 機嫌が良いです。