夏の色
2016年 07月 17日
カソルラさんの今の生活は何色なんだろ。
今、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んでる最中です。
いろんな色が出てきます。
白、黒。ハッキリした色。
そのどちらも選べない時、人はグレーを選ぶんだなと思います。
*作品に「グレー」が出てきます。
私も読みました。あの色、ちゃんと中国の色の風水じゃないけどそういうをちゃんと押さえてるんだと誰かの解説で読みました。そういえばモモに灰色の人が出てきますね。
フィンランドに行く場面が何となく好きです。
読み終わった頃、息子が巡礼の年弾いてました。特に頼みもしないのに先生が選んでくれて。選んでくれないかなーって思ったのが通じたみたい。
私の色、今何色でしょう。
なぜ、人は『白い村』に行きたいって思うんでしょうね。
上の かそるらさんの最後の一言を読んで。つい。
渋い色の夏。
あまり色が濃いと焼けてしまうのかな。
日差しの強い海辺の町とか 白い服が似合うもんね。
かそるらさんの好きな色はなに?
私は昔から青。青っていろんなニュアンスがあるけど
緑と青が混ざったような明るい海の色が好き。
昨日はジプシーの結婚式で村中に音楽が鳴り響いておりました。夏って不思議。おどろおどろしい雰囲気のぼわーんとした空気が流れてきたり。
好きな色。よくわからないんだけど、なぜかマロンの服を買ってしまう。茶色が好きなのかな・でもあえて好きな色とか茶色って変よね。朝 少しずつ青になる前の紫の空の色が好きだけど。紫の服は持ってないし。
海の色は好き。地中海よりも島の海の色。
こっちきてから、夜も一階で一人で起きていても、恐くないの。
子どもの頃ならいろんな恐いもの想像しただろうに。
そういう空気がないんだよね。怪談なんて似合わない。
おどろおどろしくならないのは。
でもそっちも 乾燥してるもんね。
やっぱり 場所のエネルギーだね。
廃墟とか、地形とか。空気がたまりやすい場所とかね。
そういうのって アジアな感じがして懐かしい。
場所のエネルギーとかあるね。
殺し合いがあった所とかね。
だってマドリッドの郊外に住んでた時、郊外の新興住宅地だから何にも怖いものがなかった。
でもそういうところに内包された怖いものが本当は一番怖いんだってスティーヴ・キングが言ってたような。