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アレハンドロ・サンツの警告は正しかった。ラ・コルーニャでのゲイ殺人事件の結果

7月初旬にラ・コルーニャで1人の若い男性が殺されました。
ラ・コルーニャというのはスペイン北部の大学のある都市です。
クラブから出てきた若い男性を数人の男たちが取り囲み殺した。
たまたま彼がゲイだったために、これはホモフォビア(ゲイを嫌う人)による殺人と断定された。
それで原因はホモフォビアであるマドリード州首相が原因だということになった。
(この話、なんで??ってなりますよね?)
マドリード州首相はこちらの記事に写真(ウィキペディアより)を掲載しているこの女性です。


今年はレインボーカラーの祭典をしなかったから。
レインボーカラーは、LGBTQのシンボルでもあります。
この記事でも書いたように、右派でゲイのイサック・パレホも左派は同性愛者を利用している。
かつて左派は、チェ・ゲバラの例で見るようにホモフォビアだった。
中国もキューバも同様。
ところが左派を支えてきた労働者人口が少なくなったこともあり、別枠で票を集める必要が出てきた。

それはさておき。ラ・コルーニャで殺された若い男性がたまたまゲイだったために、原因はマドリード州や右派のせいになった。

マドリードのコンプルテンセ大学の左派の教授も、「もしマドリードで LGTBIの垂れ幕を掲げていたら、こんなことにならなかったのに」とツイートしている。
そしてコロナ感染の可能性が大きい時期に大々的なデモがマドリードで開催された。


そのちょっとおかしな熱気状態に、人気歌手のアレハンドロ・サンスが「サミュエル(殺された若い男性の名前)の殺害の原因を彼のセックスの嗜好にばかり注目するのはおかしいんじゃないか」とツイートすると、大々的な反響があった。アレハンドロ・サンスが頭の固いいかれた極右野郎だと大反撃があった。
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アレハンドロ・サンス パブリックドメイン・ウィキペディアより

そして犯人が逮捕された。犯人は極左の元ブラジル人(現在は帰化)のグループ。
殺した相手がゲイだったことも知らなかった。
これは警察も最初に発表していること。ただ、憂さ晴らしに誰かを痛い目に合わせたかったというだけ。
おまけにこのうちの1人は、以前にも逮捕されている。憂さ晴らしに誰かを痛い目に合わせたかったために。
それでも、移民はかわいそうだとすぐに釈放される。

実はこの若い男性がゲイだったことはほとんど秘密にされていた。
両親も知らなかった。女友達が運動家だったために、その秘密を利用したというわけ。

つまるところ、アレハンドロ・サンスの警告は妥当だったわけです。

ニュースやツイートやその他諸々の情報を見たときは一度立ち止まって疑ったほうがいい。
なんだかいろんな情報が、混じり合って狂気を生んでるように感じる。
ふと「いなごの日」を思い出す。

いなごの日/クール・ミリオン: ナサニエル・ウエスト傑作選 (新潮文庫)

ウエスト,ナサニエル/新潮社

20世紀の初期に書かれたのに、書かれた当時はあまり注目されなかった作品。
でも今の状態をあまりにもよく描いている。



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by cazorla | 2021-07-30 07:49 | スペインの新聞から | Comments(0)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla