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トマティートはなぜトマティートなのか

スペインを代表するアーティストを紹介します。
トマティート
日本語のWikipediaもあるくらいだから、たぶんすでに知っているひとも多いアーティストだと思います。

トマティートとはトマト、スペイン語のトマテの縮小辞、つまり小さなトマトという感じ?
なぜにトマティートなのか。
実はおじいちゃんがトマトさんなのです。もちろん本名ではなく、アーティスト名。
おじいちゃんはミゲル・フェルナンデス・コルテス(Miguel Fernández Cortés)でミゲル・エル・トマテ (Miguel el Tomate)と呼ばれており、彼の子供達もみんなギターを弾いていました。
トマティートのお父さんもギター奏者ですが、そんなに有名ではなく年の離れた弟のミゲル・ベガ・デ・ラ・クルス(Miguel Vega de la Cruz)はニーニョ・ミゲルと呼ばれるギター奏者。
ニーニョは子供という意味ですが、ミゲルの子供という意味よりも、もうちょっと違うニュアンスだと思います。



カトリックの世界でイエス・キリストが聖母マリアに抱かれている像はニーニョ・ヘスス(イエスはスペイン語でヘスス)と呼ばれています。ニーニョという言葉にはある種神聖な思いがあるのではないでしょうか。

というわけでミゲル・エル・トマテの息子はニーニョ・ミゲルと呼ばれるギター奏者。

そして一家にはもう一人ギターの才能を持つ子供が生まれたのです。それがトマティート。エル・トマテの孫だから小さなトマト。

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De NotimexTV - https://www.youtube.com/watch?v=EVVhW2z5QME, CC BY 3.0, Enlace


最近、よく聞くディスコはこれ。スペインフォーエバー。
スペインはなかなか大変な状態。できればスペインフォーエバー


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by cazorla | 2021-10-10 10:27 | スペイン 文化 言葉 | Comments(0)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla