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スペインの姑

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アクセス解析によると 「スペイン 義母」のことばで検索して来られた方がけっこういらっしゃる。 普通の方がこのことばで検索するとは思えないので きっと スペイン人と結婚して お姑さんとの関係を悩んでいる方が 検索されているのだと想像します。 そして 折角来て頂いたのに 「私には 義母はいません」のひと言だけしかない(と思う)ので がっかりされたのでしょうね きっと。
ちょっと前まで スペイン人と結婚している人なんて そんなにたくさんいたわけではないのに 今では かなりの人数の方が スペイン人と結婚して スペインに住んでいるようです。 そして やはり一番の問題は 家族との関係なのでしょう。 
ほんとうは日本人と結婚しても 家によって 習慣も考え方もずいぶん違うので 悩む方は多いと思いますが 国際結婚すると 「やっぱり すごいちがうのよ~ いやんなっちゃうわ~」と つくづく 後悔されている人も多いのかもしれません。
特に 日本での結婚生活がない状態で いきなりスペインで 結婚生活が始まると こんなはずじゃなかった と思うこともたくさんあるかもしれません。
私は結婚して五年は日本にいて 色んな方の姑さんの悪口を聞いてきたので スペインに住んでる方の愚痴を聞いても まあ 似たようなモノだな と思うのですが。
一番印象的な話は 新宿のある旧家に嫁がれたNさん。 1年目の2月に節分の豆まきをしようとはりきっていたら お姑さんから 「わが家は ご先祖様が鬼に助けて頂いたので 豆まきなんてもってのほかです。」と 言われたそうです。 
「ねえ 信じられる。 豆まきしない ってだけなら そう言う家もあるかもしれないけど 鬼に感謝して よその家で豆まきをして 逃げてきた鬼さんに お酒を振る舞うんだって。 窓をあけっぱなしにして お酒の用意しているのよ。 寒いジャン。 でさ お姑さん まじめーーーな顔で正座してるの。 気が狂ってるとしか思えない。 」
同じ 日本でもこのくらい違うのだからやっぱり スペインのお姑さん かなり違うのでしょうね。
ただ スペインは 嫁・姑問題はないそうです。
だいたい 婿・姑問題です。 たいてい 女の人は結婚した後 実家のそばに住んで お母さんがいつも入り浸り状態になることが多いようです。 とくに さいきんは 不動産も値上がりし マンションの頭金を 奥さんの実家が払う と言うパターンも多いのでますます 妻の母親が 何かと口出しして うんざりしている旦那様も多いとか。
どこも 結婚生活の付属の問題はたいへんです。
Commented by nanatea at 2006-07-22 07:35
嫁姑問題は世界中で悩みの種なのかかもしれないですね。 イギリス人の男女双方から結構悩みを聞いたことがあります。

うちは双方にとって外国(イギリス)での結婚生活、双方の義理の両親は遠い日本とイスラエルという状況だったので、むしろどっちかがいてくれたらなぁと思うくらい心細いスタートでした。 でもいたらいたらで大変なのかもなぁともおもいます(笑)。 うちの相方も私の両親にはそこまでなにもとおもうくらい気をつかいますし、私も相方の両親にはいまだにどうせっしていいのかわからないことが多いです。
Commented by anna1127 at 2006-07-22 17:08
やっぱり嫁姑問題はどこでもあるんですね。
同国人と結婚したからって問題がないとはいえないし、義母については自分はついてたな~とよく思っています。
(やはり問題ありの人を何人か知っているので)
でも婿・姑問題なんてあったんですね。全然知りませんでしたわ。
でも舅問題って本当にないですよね、姑に比べたら(笑)
Commented by Mambo19 at 2006-07-22 17:09
世界中どこに行ってもこの問題はあるんですね。
スペインの場合、個人の自己主張度が強いので、嫌な事は
「嫌だ!」とあっさり終わる事も多いのかも、婿も嫁も姑も。
私も結婚したての頃は義母に少し困らされた時期もありましたが
今は、郷に入れば郷に従え、で「あっさり自己主張型」で振舞って
います。私の夫は私の両親とは、うんと離れているので、問題ありません
けど、もし近所に住んでいたら、ワイノワイノ大変だったかも
しれません・・・。どうだろう??このテーマ、私もブログで意見
していいですか。長くなってすみません!!
Commented by ivydesousa at 2006-07-22 19:00
うちは彼の両親が田舎のほうに住んでいるのと、姑は中学校教師で、ものすごくあっさりした人なので、全然問題ないのですが、近所に住む「母親同然」の伯母にはわりと気を遣いますね。やっぱりファミリーの結束が固いので、行事には体調悪くても出ないといけないし。
こういうのって気になりだすと、すごく気になるんでしょうねぇ。
Commented by seilonbenkei at 2006-07-22 23:10
Nさんのお話。わかる、、、と言ったら一般的には変人なのかもしれませんが、私はその慣習を理解したいと思います。冬の最中に窓を開けてはちょっと何ですが(鬼は窓を開けなくても入ってこれそうに思いますし、入ってきた時に寒かったら鬼に失礼だし)自分がお世話になった者に対する感謝を末代まで伝えていくのは必要なことではないでしょうか。誰だって宝物と称して他人にはガラクタでしかないものを大事にしているように。
スペインの婿・姑問題、おもしろく読ませていただきました。日本でも入り婿さんなんかは耳の痛い話かもしれませんね。
Commented by cazorla at 2006-07-25 04:50
ななさん 子供がいると特にそばにいると便利(笑)と思いますが
最近 母がそばに住んでるんですが ちょっと年が上なので なかなか百%見てて とは言えません。でも 子供達がちょっとよってアイスクリーム食べたりして やっぱりいるといいですね。
Commented by cazorla at 2006-07-25 04:52
anneさん 優しい義母さんがいる人はうらやましいです。
やっぱりお料理なんかも教えて貰えるし 子供達送り込めるし。
でも ほんと婿・姑は 喧嘩にはならないけど なかなかしんどいそうですよ。
Commented by cazorla at 2006-07-25 04:54
まんぼさん スペイン人とのおつきあいは 義母にかかわらず 自己主張をこっちもきちんとすれば 解決する事多いです。 マンボさんの記事 たのしみにしています。
Commented by cazorla at 2006-07-25 04:57
あいびーさん の所は バス旅行の規模もすごいし なかなかおつきあいは大変だろうな と想像します。 かえって母親ではない 母親同然の人のほうがたいへんかもしれにいですね。
Commented by cazorla at 2006-07-25 04:59
セイロンベンケイさん お互いのカルチャーの違いを楽しめれば また違った結論が得られるんでしょうね。 つらいっ と思い始めるとほんとに不幸のどん底になったりして。 そう言うのも紙一重なのかもしれません。
Commented by Mambo19 at 2006-07-25 06:47
カソルラさん、何度もすみませんマンボです。
私もカソルラさんのおっしゃる事と同じことを、経験から
感じていました。ホント「自己主張」に尽きると思います。
これは、夫婦間でも、お友達でもですよね。つくづく~。
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by cazorla | 2006-07-22 07:18 | スペイン 文化 言葉 | Comments(11)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla