アラトリステ 見てきました。
2006年 09月 09日
けっこう知ってる場所が沢山出ていて 特にここ。
伯爵の仕事場。
ウベダの市役所の中の古文書図書館。
古文書はそのままで撮影されていました。
実は ここでコンサートがあったので 先日行ってきたばかり。
古文書がたくさんあると音が良い具合に吸い込まれて すごくよいコンサートでした。
バイオリンとビオラのグループにフルートのゲストで。
窓から見た風景。
娘もこの場面は 食い入るように見ていました。
映画はやはり五巻の本を二時間で というのにかなり無理がありました。
この女優さんが最高でした。
これは僧侶なので 男性なんですが 女優さんなのです。
僧侶のもつ ちょっとねちっとした感じ 現代の僧侶でなく この時代 王様とかかわってかなり実力をもっていたころの そう言う感じがすごく出てると思いました。
素顔はこんな感じ。ブランカ・ポルティジョ Volverにも出ているそうです。
ユダヤ人狩りの場面もすごくショッキングなんだけど ショッキングなだけで終わってる感じがした。 ひとつひとつのエピソードが ただのルポルタージュみたいでリアリティに欠けているように感じました。
ユダヤ人狩り (これにはイスラムもかかわっている。イスラム教徒とユダヤ教徒がこの時代はかなり親しくしていた。) カトリックとプロテスタントの戦い。 このあたりがちゃんと 歴史を理解していない私にはちょっとわかりづらかったです。
小説は翻訳されて、今月の22日発売だそうです。
http://www.inrock.co.jp/shopping/alatriste.html
日本でも話題になりそうですね。
僧侶の役をやったという女優さん、スゴイですね。顔は知ってるような気がするんだけど…きっと実力派として、色んなものに出てるんでしょうね。
ダ・ヴィンチ・コードもそうだったし、最近テレビで、スペインやヨーロッパの中世史に関するドキュメンタリーを続けて見たりして、私もちょっと歴史づいてます(笑)。「学校で習わなかった歴史」、知りたいですよね。
スペインの歴史もロクに知らないで、20何年過ごしてしまいましたが、遅まきながら何か面白い本があったら、ちょっとづつ読んでみたいです。あ、フアナ・ラ・ロカは日本語訳が出てて、古本屋で文庫本を見つけて読んだら結構面白かった。映画は見損なったんだけど…
ハビエル・カマラが出てきた時は、何だか微笑ましかった。
あと、ケベド役の俳優さんも、「Un paso adelante」ていう
ダンス学校のドラマにずっと出てたので、親近感がー。アラトリステは
スペイン売れっ子俳優の集大成だなぁと、喜んでました。不埒な見方
でしょうか、、ミーハーなだけ?!
昔 ピタゴラス豆畑に死すとかそう言うシリーズありましたね。
日本でも ビゴ・モンテセンは人気ですものね。
ただ 全体にすごくゆっくりでハリウッド映画になれているとちょっと退屈かも・・・・
キリスト教関連とかの歴史物がヒットみたいで スペイン作家の作品が珍しくアメリカでも売れているそうですよ。
ファナ・ラ・ロカ 私も映画見逃しました。 あの時代はおもしろいですね。
エルモッソの肖像画はどう見ても美しくないんですが・・・
私 テレビがないので しらなかったのですが。 この僧侶がなかなかすきでした。
映画にしても、公立の映画館で興業かけにくいようなシーンが連続するんじゃどうなんでしょね?
日本で公開されるのかな?
それにしても素敵な庭園ですこと♪ 手入れが大変でしょうね(^◇^)
事後報告で申し訳ないんですが、自分のブログに「お気に入りブログ」として枠を設けることにしました。んで、cazorlaさんのブログをリンクさせて頂きました。事後報告でごめんなさい。
ただ映画が 五巻全部を二時間半にまとめているので一体何が起きているのかわかのつらいのです。
庭は上から見るとすごくきれいでびっくりしました。