1月6日はレジェス マゴス です。
2007年 01月 06日
で パレード 行ってきました。
イエス・キリストが 12月24日に生まれて その時 馬小屋に星が光った。
その星を目指して 東方の三賢者(博士)が プレゼントを持って やって来た。
ということから なんですが 聖書の中には 博士の人数もどんな人だっかも出ていません。
スペイン語で Reyes Magos イタリア語でRe Magi フランス語でRois mages。
魔法使いという意味のマゴを使ってるのは 当時天文学を学ぶ人たちは 未来も予測できるとしていたので 魔法使いに近い博識だったということで。
今では 現在の人種問題が反映してか 三人三様なんですが
現実には イラクあたりの人の風貌だったんでは・・・と思います。
たとえば フセインとか・・?
当時は イスラム教徒じゃないし・・ね。
パレードでは レジェスが たくさん飴をまき散らします。
飴の食べ過ぎが心配。
レジェスが乗っていた車に乗ってみて 記念撮影。
左に偶然写ってる子 モロッコ人の女の子。 モロッコ人て こういうの けっこう柔軟性あって
飴もらえるんなら行きましょか って感じで 家族全員できてました。 イスラム教でもこのくらいのフレキシビリティはだいじですよね。
こういうお菓子をいただきます。 ロスコン・デ・レジェス。
柔らかいパン生地なので おいしいお店のものとの差は激しいです。
シンプルなもののほうが きちんと作ってる物とそうでないものの差が出ますね。
日持ちがしないので というか 朝作って その日のうちに頂かなくてはならないので
5日・6日のパン屋さんは大忙しです。
ちいさな陶器のマスコットが入っていて それがあたると 幸運。 でも ロスコンのお金を払わなければなりません。
一個 20ユーロくらい。(マドリッドだと もっと高いと思います。 カソルラはやっぱり田舎なので)
写真の大きな米袋みたいなのに飴がはいってるんですね。すごい量!
日本は元々、あとから来た仏教も神様のひとつとして受け入れちゃったような国ですが、人間の素朴な信仰心て、世界中どこでもそんなものかもしれません。日本に来たスペイン人の技術者、かなりのインテリだったけど、京都の清水寺でおみくじひいて…その後転職、転居などして、数年後に再会した時、「当った、あの通りになった」って言ってました(笑)。
参宮橋の住宅街に、「ロス・レイエス・マーゴス」っていうおいしいスペイン料理のレストランがありました。わかりづらい場所なのだけど、大人気で、いつも混んでました。
この日に食べるお菓子に入っている陶器のマスコット、フランスでは「そらまめ」って言いますよね。もともとはスペインでもそらまめだったのかしら。それとも、コインか何かだったのでしょうか。
聖書が言いたいのは博士達がイエスの元に来たことではなくて、イエスの元から帰っていった時の状態。つまり財産を全てイエスに差し出して、手ぶらで帰っていったときの博士達の精神状況に見る救い、、、だそうな。当時の人達は本当に世の終わりがすぐそこにきていると信じていたのでしょうね。
にしても、賑々しいなぁ。地域によってちょっとずつ違うというのがおもしろいですね。
パン屋さんは大忙しです・・・うらやまし~~
イスラム教でもこのくらいのフレキシビリティはだいじですよね。・・・こうゆう宗派による
風習の違いがはっきりしているのは「一神教」の特徴なのかしらね。モロッコ=イスラム教と分かるのもすごい、狭い日本ではそこまで意識した事無かったです。イラク戦争で少し知りましたがイスラム教徒と十字軍の戦いの延長だという事を。
ヨーロッパの宗教地図は分からないです。入り乱れてて・・・
イスラム教徒って税金払わなくて よかったのだそうです。
だから 征服した国に非・イスラム教徒が多く住んでた方が税金収入
がおおかったんだそうです。
カトリックは 布教して 病院・学校も建ててるから
閉鎖的部分もあるけど 援助したい という気持ちもあるのではないかなーと思います。
スペイン人のインテリって基本的に宗教持ってない人多いですよね。
田舎に住んでると スペインってカトリックの国だったんだ としみじみ感じますが。
イギリスにも王様のパイがあるし
このあいだ スエーデンに住んでいる方からもコメントいただいたの。
どこの国も ちょっとお菓子に何か隠してる というのが残ってる。
おもしろいな と思いました。
だから 三井 とか三菱 とか三がついてる。
でも まさかそれとは関係ないですよね。
でも もしかしたら・・・って つい考えてしまいます。
絹の道が その思想を伝えたって。
王の子として生まれたイエス しかし本妻の子供ではなかったので
本妻が暗殺しようとした それを 経済的に援助した商人たちの話もあるようです。
そして 同じイスラムなのにイラン人がモロッコ人と話してる所見たことない。
でも イラン人のほうが 異教徒である 私に礼儀正しいとも言えます。
宗派は 宗教より難しいと思います。
でも、礼拝の習慣についてのルールを決めたり、時代によって教義の解釈を変えたりするには、争いは避けられないのかもしれませんね。スピリチュアルな本質からはかけ離れた、どうでもいいことなのにね。
ちなみに、プロテスタントの宗派の中には、仏教や神道を「悪魔の教え」、寺院や神社を「悪魔の巣窟」と呼んでいる人たちもいますね。かつて知り合った人で、おとうさんがプロテスタントの某宗派の宣教師という人がいましたけど、そのおとうさん、夜中にカナヅチをもって寺院だか神社だかを壊しに行ったことがあるそうです。
ところでお菓子の中に何かを入れるという話ですけど、デンマークではクリスマスのお菓子の中に丸ごとのアーモンドを一個入れるそうです。日本では、お菓子に陶器などを入れるのは食品衛生法上禁止されているそうなのですが、アーモンドなら良さそうですよね。それとも、誤飲事故をおそれて、やっぱり禁止されるでしょうかね。