禁じられた恋の島
2007年 06月 01日
たぶん エニシダの野生種だと思います。
ずっと昔 花屋で エニシダを見つけて 買った事があるので。
エニシダ ということばを初めて 見たのは この本の中。
禁じられた恋の島。
島には この花がたくさん咲いていて 初夏から夏にかけて 島中にこの花の匂いが満ちて
人々は恋に落ちる。
16歳の時 この本を読んで ずっと どんな花だろうと思っていたら 花屋さんで見つけたのです。 ただ 小さな鉢植えでは くらくらする感じがないのですが それでも満足して この花を 窓辺に置いていました。 まるで この花を置いていたら すてきな恋に出会えるみたいに。
アンダルシアは 今 この花の季節。
やはり 恋の季節でしょうか。
「禁じられた恋の島」 エルサ・モランテ(著) 河出書房新社
この写真 よく見ると 値段が見えるでしょう? 安い!
箱いり の布装丁 グリーンブックスです。
良いシリーズでした。
絶版
ナポリ湾にうかぶ小さな島で 少年が父親の恋人に恋してしまう。
映画化もされていると思います。
野生種はわからないけれど。
恋も儚く短きかな。
エニシダは 家にも一つありますが ずっと咲いています。
ほぼ四ヶ月。
キョウチクトウも そろそろ咲き始めて 10月くらいまで咲いています。
だから 1ヶ月2ヶ月の肉体的感覚がくるってあっというまに 一年がたってしまう。
浦島太郎って きっとそうだったのでしょうね。
一面見渡す限りに咲く自生のアマポーラを見て、本当に感激しました。
日本でも菜の花畑とか、一面に咲く花を売りにしている場所があるけれど
整備されているのと、自生のとではまったく雰囲気が違いますよね。
野生の迫力に圧倒されました。本当に。
それとやっぱりスペインの日差しのせいか、赤が本当に燃えるように赤く見える。
作者も、きっと同じように圧倒されたり、記憶として鮮明に残るんでしょうね。
読み手が想像するのは、他の花でもいいのだけれど、作者にとってはその花
じゃなきゃダメなんですよね。それって景色もそうだけれど、臭いっていうのも
関わっているのかも? アンダルシアは恋の季節?我が家の猫は恋の季節です。
彼女って 後の時代の歌手と違ってましたよね。
あの人がいた時代は あの時代 みたいな。
谷川俊太郎のスヌーピーの翻訳の後書きにも森山良子のこと書いてたなー。
アマポーラ マドリッドにいたとき いっぱい咲いていました。
こちらでは 最初 ほとんどなかったのに 少し増えてきました。
土かなにかについてきたのかな?
川沿いで 野生の花で季節がわかるってすてきなことですね。
↓ぼくの姉貴・・・素晴らしい御姉弟ですね。音楽の才能もあってお楽しみですね。
私のマドリードの孫はまだ2歳の一人っ子。(高年出産でした)どんな子に育ってくれるかなあ・・・一年前に会ったけどいつか又来てくれる日が楽しみです。
一人暮らしをエンジョイされているお母様は、お元気ですか。
黄色を着ると明るい子になるからって 母が黄色のワンピースを買ってくれた事があります。
本の題が木に入ったのと、この頃何故か世界文学全集を読破したいと思って、アルバイトもせず部屋に引きこもって本ばかり読んでました(笑)
えにしだ、我が家にもあります・・すぐ、ぼわ~~っと広がるので間引いてます
でも、黄色の花は好きなので切る気はありません、幸せを呼ぶ色ですから(^0^)
グリーンブック。レッドもありましたね。懐かしい。この男の子ナカナカいい体してますね。
花粉症 うちの夫と末っ子がそうです。
つらいんですよね。
おまけに スペインは 6月が学年末。 試験の時 ずっとつらかったそうです。