いちばん 大切なこと
2007年 07月 15日
ひとつ アクシデントがありました。
競泳が終わった後 表彰がありました。
その時 各セクションごとに 名前がよばれ 一・ニ・三位が 並んで写真を撮ります。
小学生 クロールで 娘は呼ばれませんでした。
表彰が終わった後で 娘のマリアが 二位だったということがわかりました。
その時は もう マリアは友達と一緒に泳いでいました。
きっと喜ぶだろうと思って さっそく 言いに行ったのですが 水から首を出して ちょっと困った顔。 その時 隣にいた シルビアが 「マリア よかったね。 私 おかしいなと思ってたの。
私 うれしいよ マリアがメダルもらえて。 私はいらないわ。」
マリアは もうすでに 発表された順位で 友達が喜んでいたのに それを取りあげるようで 当惑していたのです。 とっさに 二位だった うれしさよりも そっちを考えてくれた娘。 成長したなーと 感慨深い日でした。
(スペインで見ると なぜか 二十五㍍プールも小さく見えるような気がする。 でしょ?)
実は その前夜 娘は何度も夜中に目が覚めていたようでした。
何度も トイレに行っていました。
フルートの発表会や 録音の時は みんなが緊張している中 ドキドキもしないらしいのですが
水泳大会の前日は あがっているようでした。
彼女にとっては水泳大会のほうがはるかに 大事なのでしょう。
そういえぱ 昨年は 全国のフルート科の生徒が集まって 合宿をしたのですが
その時も 帰宅するなり 仮装コンクールで二位になったと 大喜びで 報告してくれ その時の賞でもらったステッカーを見せてくれたのですが 3日くらいたって フルートで リズムコンテストがあって それは一位だったことを 知らせてくれました。 私にとっては そっちのほうがずっと嬉しいニュースなのに すっかり忘れていたようです。
このすっとんきょうさが うちの娘の良い所です。
カソルラさん楽しい事が続いてますね・・♪鼻唄まじり~~~♪
本業でのコンクールは”いつもの事”なので、
水泳や仮装など、毛色の変わったコンクールが楽しい年頃なんでしょうね(^_^)
25mプール...こんなに狭かったっけ?(^^ゞ
水泳大会のあった村から、グラナダが見渡せる・・・それなら、アルバイシンの丘から、シエラネバダの方を見たときどこかに見えていたのかも。
たった一度ちょっと行っただけですが、見たような建物の風景が懐かしいです。
マリアは 大和でもスペインでもなく なんかすごい特別な体です。
おしりは5歳児だし 筋肉しかなくて 一滴の脂肪もない。
下半身より 上半身というか肩幅がすごいです。
日本で 一番小さかったけど (検診のとき) 胸囲だけは ずばぬけていました。 筋肉まんなんです。
ママ友(東京の)に マリアちゃんって 赤ちゃんなのに 筋肉ねーって言われてました(笑)
仮装は 妖精をしたの。
妖精の魔法の棒を わざわざ 持って行ってました。
一週間のフルートの合宿になぜ と思ったんだけど
仮装コンクールがあるって 知ってたのかな?
この村は きっとグラナダから見ると 小さな点なのでしょうね。
高い所でとおくまで 見えるって ほんとうに気持ちが ほぐれます。
もしお孫さんに会いにいらしたら こちらまで足をのばしてくださいね。
ご案内します。
考えてみれば日本の田舎にこういう施設はないような気がします。
プールなんて学校のプールだけ。味気なーい。
つか、泳げない人間には興味のない世界なんですが(笑)
マリアちゃんもだけど、シルビアちゃんも良い子なんでしょうね。
そういう良い子の中で育む競争意識っていうのは、他者をけ落とすものじゃなくて互いに切磋琢磨するものになるのでしょう。
競い争うことは成長の糧になりますが、競い諍うのはダメですね。
マリアちゃんは既にそれを身につけてるんですね。
スペインは6月20日くらいから夏休みに入るので学校にはプールがないんです。 そのかわり みたいな感じでしょうか。
シルビアは ほんと 良い子です。 けっこう2人の会話に感動してしまいました。 シルビアは マリアより年下なんです。 こういうクラブでいろんな年齢の人 中学生も一緒に 練習してるのは ほんとうに成長の助けになっているとおもいます。