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カテゴリ:スペイン若者( 55 )

子供部屋

 チェーホフの桜の園で 主人公が ああ これが子供部屋 という場面がある。

だれしも 帰る場所があるのは しあわせなことだ。

子供部屋

私の子供部屋はもうない。

母がここに来る時 家を処分した。

売るときは 母を連れてくることに夢中で

自分の子供部屋がなくなることを考えなかった。

私の子供部屋。

時々 目を閉じてそこにいる。

壁紙の模様をなぞる。

わたしの机。

わたしの本棚のことを考える。

娘が帰省していた。

昨年 娘は子供部屋を破壊した。

彼女は爆発し

額縁を叩き落とし

部屋中に ブラッシングスプレーを撒き散らした。

彼女はここを離れ

壁は新しく塗り直され

末っ子の個室になった。

サッカーチームのポスターが貼っている。

彼女はそこで眠った。

眠っている時そこには 彼女のおきにいりたちがもう一度 舞い戻っていたのだろうか。


失ってしまったもの。


うしなってしまったものはなんだったんだろう。



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by cazorla | 2014-10-27 18:14 | スペイン若者 | Trackback | Comments(2)

娘の帰省

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娘が帰ってきました。
ちょっとだけ おとなになって。
フルートの指使いは コンセルバトリーの上級生たちより
ずっといいけど
音のレベルが低いと

ママの言うとおりだったって。
今は四時間 練習してる 毎日。
そして 毎日 2時間走っている。

オランダ人の先生は きびしくて 
ママに似ている。
きびしくて オネスト。

走り続けるしかない。

末っ子はうれしくて 一緒に寝た。

by cazorla | 2014-10-26 07:43 | スペイン若者 | Trackback | Comments(6)

女友達

昨年 娘は不登校になったり いろんなことがあってなかなか大変な一年を過ごした。

高校を卒業できたのだって 奇跡に近い。

大学に行こうと思ってまじめに通っていた子だって落第していたりする。

家族と友達の やっぱり 愛だよね と 思う。

そういうこともあって 誰が ほんとに友達かというのもわかった。

そういう風に 娘は言う。不登校で引きこもりしていたときに ジョギングしようって

誘ってくれたCちゃん。 成績表をもらいに行く日に誘ってくれたIちゃん。

教会でのコンサートを企画してくれたJ君、


その一方で 友達と思っていたのに 全然と友達ではなかったとわかったり。

そうやって 少しだけ成長したかなっと 思っています。


娘が 夏休みのある日 しみじみ話してくれたのでした。


ママ あのね ある日 ディスコでインマに会ったの。

つきあい始めた男の子と一緒にいて 紹介してくれたの。

挨拶して 私は 一緒に行った子たちの所に行ったんだ。

で そのあとで その男の子が きれいだね

あの子 すごいきれいだねって 何度も何度も言ったんだって。

そしたらね インマが あの子は きれいかもしれないけど 誰とでも寝るのよ って。

そしたら その男の子が そうか じゃ 僕も可能性あるなぁって

よし がんばってくどくぞって


思わず 吹き出した。笑った。 それ 新種のジョークだよ。


でも あんた なんでそんなこと知っての?


だって その後 男の子がずっとつきまっとって うざかったの。

で ずっと 絡んでくるけど うざいから けとばしてやったの

それで そいつ 友達に相談したんだって

なんで 誰とでも寝る子が 俺と寝てくれないんだよって。

で その友達が 私の友達の彼氏で そんな女じゃないよって言ってくれて

その後 私に 話してくれたの。






女友達って そういうこと たまにある。

そういうのは ちょっと悲しい。



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新しい生活が始まって マスコットと一緒に音大生活。 一緒にお昼寝。

わたしはこういう小動物がきらいなので (普通に犬とか猫が好き) 家を出て 飼い始めました。





by cazorla | 2014-10-08 23:29 | スペイン若者 | Trackback | Comments(12)

スペインの学生生活

娘の学生時代が始まった。

こちらには 学生や独身者が一人で住むような安い小さなアパ・トがない。

3部屋か4部屋のピソ(マンション)を借りてシェアする。

アガサ クリスティの小説にサードガールというのがあるが 友達と借りて 三人目 四人目を広告を出して探す。

彼女はコルドバに住む。

コルドバにはすでに 彼女の恋人が大学の二年目で住んでいる。

一年目は 寮に住んでいた。

二年目は 『私と住む。』のだそうで 部屋さがしを始めた。

四つ部屋のあるピソ600ユーロ。

比較的新しい。

一人 150ユーロは コルドバでは比較的安いほうである。

偶然 広告を見て応募して来た男の子もフルート奏者。

そこに カソルラよりはるかに田舎のチジュエバル出身の大男がくわわり

三人の男の子との同居生活が始まった。

日本人母としては かなりびっくりの状況であるが

一番心配していた 女同士のコンフリクトは避けられた。

だから 良しとする。

Facebookに ミンクのようなウロンという小さなマスコットと写っている写真を載せた・

ペット飼ったの?と訊くと 『これはフアンの』と 彼女の恋人のものであると主張する。

いや 言い忘れていたが この時点では 正しくは元恋人である。

同居 2週間で 破局を迎えたらしい。

『私 フルート 一筋に生きるの。|

なんという迅速な 変化。

すばらしい。

速い話が 一緒に住めば 男というのは私生活に干渉する。

誰とでも夜中に出かけるわけにもいかない。

たぶん そういうことなのだろうと想像する。

が そのあと カソルラに帰って来た元恋人君が 酒を飲んで べろべろになっていたのを息子が見ている。 胸が痛む。 ひどい女は 母譲りだろ と誰かに言われそうだ。

娘は 帰ってこない。 私も帰って来いとは言わない。

ふるさとは遠くにありて思うもの

というのは 私は真実だと思う。

離れて初めて良さがわかるのだ。

そして 今は 元恋人スーパーフアン(困ったときはいつでm助けてくれる) うどの大木 あkマの名前のフルート奏者 と 私が あだ名をつけた三人と楽しくくらしている。

参院のうち2人は 車を持っているのでどこにでも行けるし(つまり2人運転手をもっている。)男の子三人なので冷蔵庫はいつも食べ物でいっぱいで 食べ物を飼う必要もないし

毎日 だれかが ご飯を食べに連れ出してくれる。

おまけに ペットもいる。

最近は 2人の生徒を持つようになって 小銭もはいる。

コンセルバトリーの授業も楽しい。フルートの先生は二年前から ずっとうちの娘に教えたいと思っていた人なので ものすごく大事にしてくれる。

ほんとにうらやましい。


で そんなに簡単胃別れるのなら恋人と一緒に住む必要があったのかと思うけど

やっぱり あったんでしょうね・

別れる儀式というのも必要なのでしょう。


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by cazorla | 2014-10-08 06:35 | スペイン若者 | Trackback | Comments(4)

明眸皓歯をめざせ

歯科矯正中 長女です。
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さあ 口を閉じて

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もう一度 開けてごらん。

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はい にっこり。

歯科矯正がこんなにめんどうなものとは知らなかった。
わたしは おかげさまで 歯並びはそこそこなので。
でも 歯を変えると 顔の原型から変わるのだと言うのもわかった。
それと 歯並びが悪くて コンプレックスがあって にっこりできないと人生 色々損すると思う。
にっこりは かなり効果があります。

よく 日本人でスペイン在住の人が スペインの歯医者 信用してなかったりしますが
保険がきかないだけに かえって それぞれ 技術を磨いております。
わたしの行っている歯医者さんは ドイツ人をして ヨーロッパで一番と言わしめております。
スペインで歯科医になったあと カリフォルニア大学留学。
システムはアメリカ式。 匂いがない。 話しかける。

スペイン在住の方だけでなく 旅行のついでに歯をなおすと 旅行保険で支払いもできるし
なかなか良いのではないかと思います。
オーストラリア在住の日本人が そうしてました。
スペイン 歯医者に行くための旅。
悪くないと思います。

by cazorla | 2014-03-08 02:06 | スペイン若者 | Trackback | Comments(12)

遺伝子に恋をして

思うのですが
私たちは 恋するとき その人の中に隠れた 遺伝子に恋しているのではないかと。
色んな人に恋をした。
好きなタイプと言うのはあるのだけど 必ずしも そのタイプを恋するとは限らない。
と 言うより 好きなタイプに恋したことのほうが少ない。
変な奴と思ってると 知らないうちに好きになっていたり。
なんで この人を 
と 思っても 胸が締め付けられて 困ること ってありますよね。
で なぜ 遺伝子に と言ったかと言うと
年をとるとともに
息子が あの大好きだった人に似てきて
胸がふさがれてしまうことが多いから。
なにゆえ 息子が あの人に似てしまうのか
それは 謎です。
誓って あの人がこの子の父である可能性は まったく 〇なのです。
性格も似ている。
体つきも似ている。
食べ方が似ている。
もっと ゆっくり 食べなさい。
そんなにたくさん 食べたら だめよ。
好きだから おいしいからと
よく 喋る。
よく 喋る。
あいつ バカなんだよ と偉そうに言う。


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で 結論 は 息子は 舅に似ている。
夫と舅は あまり似ていない。
で その 遺伝子に 恋してしまったのかと。

で 私は この息子のことが かなり好きで それも
ちゃんと 恋に限りなく近く 好きで 
だから 冷たくされるとかなり 落ち込む。
心が ぎゅっ となって
しばらく 起き上がれないくらい。
困ったものです。
息子は 今 思春期に入ったいらつきの激しい時
母は辛いです。
by cazorla | 2014-01-27 03:35 | スペイン若者 | Trackback(1) | Comments(8)

むずかしいお年頃

チャーリーブラウンの漫画で ペパーミントパティが車の後ろで眠りながらつぶやくというシリーズがあります。


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パパとママの話を聞きながら眠る。
でも いつか 車の後ろの席で眠ることがどんなに素敵なことだったかわかる日が来る。
いつか 後ろの席で眠ることがもうできなくなったときに。

自由が手に入れば失うものもあることを いつも知らなくてはいけない。

あれが 欲しい。 あれがほしいなら これを失う。
これを 失いたくなかったら あれを 諦めろ。


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長い年月が過ぎて 私が母の世話をする。
ご飯を作って母の家に持っていく。
母がおいしいと言ってゆっくりと口に運ぶ。
年をとったな と思う。
母が年をとることを かつて 想像しただろうか。


私自身が 母であることにかなりつかれている。
母であること。
私の母は 結婚するとき 祖母に一冊の本を贈られた。
賢妻良母

良妻賢母ではなく。
夫の言うことをはいはいと聞くのが たぶん 良い の意味なのだろうと思う。
感情に左右されず。
子供の教育には 知性を働かせる。
でも 祖母が母に贈った本はその反対

お正月休みに マドリッドに行きたいと娘が言った。
登校拒否をしていた娘である。
写真は マドリッド行きのバスに乗せるために連れて行っているところ。

それなりに考えた。
なんのために行くのかと
一泊は 伯母の家に泊まる。
二泊目は 友達の家
だれだかは知らない。
訊かなかった。

戻ってきて
学校にもどった。
マドリッドでなにがあったかは知らない
とりあえず これが 今年が最後の年
進学するらしい。
by cazorla | 2014-01-20 04:42 | スペイン若者 | Trackback | Comments(12)

When you are in Rome, do as the Romans
 郷に入っては郷に従え

と しつこく覚えた中学生時代。
にもかかわらず 受け入れられないことは多い。
スペイン13年 この村に暮らして 10年。

娘との葛藤は 母と娘と言うだけでなく
日本とスペインとの 葛藤でもあるわけです。
自由とか 権利とか 創造とか 個性とか
日本の学校でも スローガンが壁に貼ってあったりした。
もちろん。
でも 基本は 義務の遂行を基礎にしている。
どちらかと言えば 多分 義務優先だと思う。

娘は今年 高校の最後の年で 受験生。
コンセルバトリーの上級に進む。 日本的に言えば 音大。
この時になって フルートを ほんとに好きかどうかわからないと言い出す。
好きとか嫌いなんて 今 言うことではない。
だいたい 幾人の人が好きだから この大学に行くなんて言うだろう。

理想を追い求めすぎている。

そういう考え方は もう一つ 逃げでもある。
と 言うか 娘は恋している。
恋で うまく自分をコントロールできない。
相手は 村のハンサム君。
にやけてるな 嫌いだぜ と 母としては苦々しい。
そのハンサム君が 九月からコルドバの学校に行き始めたから どうもいらいらが募るらしい。
私の胸のうちは煮えくり返っていた。 この大事な時に。

娘のツィッターで彼に撮ってもらった写真を見た。
恋している顔なんだよね。に


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私だって 恋愛至上主義だった。
しょうがない
週末コルドバに行かせた。
もちろん 毎週彼は 戻ってくる。
それでも 彼女のいらいらは 彼の未知の生活に対する嫉妬だと思ったから。

コルドバに行く前日 母の家に娘と行く。
娘が 「ばぁば 明日 コルドバに行くの」と 言う。
「何しにいくの」と おばばさま。
「彼に会いにいくのよ」

昭和2年生まれの母はどう答えるか 私はちょっと凍る。
おばばさまが答える。

あら いいわねー。 ばあばも 彼氏に会いにいきたい。
でも いないのよね。 ああぁ」

さすがに 「命短し 恋せよ おとめ」の世代である。
ただし 女学校時代は 密かに思いをよせる中学生が遠くからちらっちらっと見る
そんな世代。

しばらくして 母がちょっと真面目な顔になって言う。
「マリアちゃん でもね 一つだけ とっても大事なことを 言いたいの」

ここで おばばさまの 重大なご注意。
神妙にお聞きしなくては。

「髪 ちゃんと梳かして行くのよ」

母と二人っきりになって 母が言う。
「ほんと マリアちゃん 美人さんなのに変わってるわ。
髪 ぐちゃぐちゃの時 おおいでしょう?
ちょっと 梳かすとずっとかわいくなるのにね」

誰が変わってんねんと つっこみたいのをぐっと我慢する。
by cazorla | 2013-11-24 20:58 | スペイン若者 | Trackback | Comments(6)

オヒノって何?

娘が17で 思春期。
スペインでは パボの時代と言います。
パボって 七面鳥。
アホやねん。
アホの時代。
そして 頭の中を鳥たちが飛び交ってる とか。
そういう言い方をします。

日本の思春期とは ちょっと違うと思う。
私の思春期なんて ずっと昔だから 比べようもないけど
それでも ニュースなどで見る日本の高校生は かわいい。
お化粧してなくて 白いブラウスの制服だったり
髪がみんな黒くて まっすぐで
ま そういう所しか ニュース番組には出てこないのだろうけど。

スペインの女の子たちは フェロモンがもんもんに匂っている。
目がうるうるして きれいにお化粧して
でも 半分以上の子は肥っていて 
お化粧に気を遣うなら やせろよ と思ったり。
そういう環境の中にいると やっぱり 娘だって そこそこ。
マスカラつけるくらいだけど
おしゃれは うちは 三人子持ちのワンインカムで 洋服なんて
そんなに買えないから 自分で 古い服を切ったり つなげたりして
なんとなく 今風 乙女。
一番 もてもてだった子を恋人にしているのは
必ずしも 好みとかの問題でもなく
やっぱり 女友達にうらやましがってもらいたいから。

日本の女子大生も つきあってる人を友達に紹介して
「えーっ なんで こんな人とつきあってるの」と言われるような もさい人とはつきあわない。
それと同じです。

でも その子にうんと 抱きしめられて 男のの匂いをぶんぶんさせて 帰ってくると
母として かなりいらつく。
やっぱり 心配。
うっかり一線超えるのでは といつも思う。

で 夫が
「僕らの時代は オヒノだったねえ。
あの時代は 恋人同士がもっとフォーマルだったから
オヒノで大丈夫だったよねぇ。」

「オヒノってなんやねん。」

「君 日本人なのに オヒノ博士のシステムを知らないのかい。」


荻野式ですか。 って やっとわかりました。
スペイン語は Jは ホタで 首しめたように ハヒフヘホ Ja Ji Ju je jo.
そして Gは ガギグゲゴ は Ga Gui Gu Gue Go。
Giは ヒ、 Geは へと読みます。
だから 荻野式が オヒノになってしまったのです。

でも 荻野式が そんなに世界的に広まっていたとは知らなかった。

「今日はだめよ とか 女の子が言うのよねぇ。
でも 大丈夫って言われて だまされて できちゃって 無理矢理 結婚させられた男もいたわね。」

「そう いたいた。 ばかだねぇ。」

などと ばかみたいに 盛り上がっていたら
娘が 学校で どんな状況であれ なんであれ コンドームはしなければならないって習ったと
とても きびしく学級委員のように言う。
今は エイズがあるし
男の子は どこでだれと なにをしているかわからない。
昔の男の子たちは もっと 純だった。
恋人がいて 恋人とできるまでは じっくりがまんして
そういう 一夫一婦制みたいな恋人関係だったから 病気の心配はなかった。
つまりそういうことが フォーマルな恋人同士ということになるらしい。

でも ほら アフリカの日々。 ああいう 夫はいたよね。

と だんだん 話は アフリカの日々へ。


でも それにしても 1970年代から80年代のスペインは コンドームなんて買えなかった。
そんなに簡単には。
カトリックの国だから 生殖を目的としない関係は 一切 禁止だった。
もちろん 国としては売ってるし 企業だってあった。
だけど 薬局の人がとっても信心深い場合は 売らない という意志を貫いていた。

時代ってほんとに変わってしまうのですね。
by cazorla | 2013-08-24 07:20 | スペイン若者 | Trackback | Comments(7)

娘のいない時間に

処女は汚い

そう言ったのは 吉行淳之介。
当時は 文壇の代表格だった。
実は小説は 娼婦の部屋を読んだきり。
作家としてすごいのかどうか知らない。
娼婦の部屋は つまんなかった。 当時 まだ 14才だったし。


で 処女は汚い。

このことばを聞いたか読んだか したとき 14才。

なかなかショッキングなことばだった。
そのまま 記憶に残っているのだから やっぱり作家のことばなんだろう。
どういう状況で どういう本または雑誌に出ていたのか おぼえてない。
たぶん 色川武大との対談だったような。

処女崇拝がはじまったのはいつだろう。
特に 当時 七十年代は そういう処女性を重要視していたから このことばが出たのではないかと思う。
最近はそうでもないかと 思っていたら こういう 記事があった。

The Independent


ブラジルの女の子が処女をオークションにかけて
結局 やっぱり日本人男性が 780000ドルで買った。
また 日本人。
で この時も 吉行の 処女は汚いっていうことばを思い出した。
吉行が批判してるのは 売ってるほうではなく 買ってる方。
処女にこだわるのは 自分に自信がないからだと そのあとに続く。

日本の文化の中では 処女性重視は近代的なものだと思う。
結婚の時に処女だとよくないので 村のはしっこにいるちょっと頭のおかしいおっちゃんが
相手をして 処女ではなくして 結婚したり
初夜を 義父として それから 婿と という手順をふんだりというのを
確か 佐々木美智子氏の本で読んだ。
義父がその風習を継続しようとして 息子がいかって 阻止したというニュースが
新聞に出たのが 昭和15年だったから 思いの外 最近まで 残っていた風習。

なんで こんな話をしているかというと
17才の娘が 処女性云々を言う。
「セックスは 私の処女性を大切に思ってくれて
大事に思ってくれて 3年間つきあった人にあげるの。
薔薇の花びらをたくさん散らしたベッドの上で」

でも キスマークとかつけてくるし
そんなことしているんだったら 処女も糞もないと 私などは思う。
だいたい あの年で キスマークつけるくらいぶちぶちしていたら
その後が 地獄の苦しみではないかと つい 相手の男の子に同情してしまう。

基本 本人だって いらいらってするのではないか。
するから いろんなことに対する集中力がなくなるのではないか。
頭がアホ状態になるのではないか。
それなら いっそやっちゃったほうがいいのではないか。
病院に行ったら ピルなんて簡単にくれるし
最近は思春期用ピルもちゃんと売ってる。
その上 アホな女の子用に 買ったらちゃんと一錠ずつ 日付もつけてくれるそうだ。

娘は現在 夫の妹家族とメノルカ島の別荘で くつろいでる。
彼女がいないだけで 私は 心がゆるんで ゆったり。
たぶん 彼女のいらいらが私を窮屈にしてるのだ。

基本的に 私は処女性云々と言う 女の子たちが嫌いだったんだ。
ふと 思い出した。
だから 娘が なにかと言うと 処女性 ビルヒニダッ と言う言葉を振り回すのでいらつく。
母と娘って 仲が良いようで 色々 葛藤があってたいへんです。
特に スペイン文化に染まってる彼女と 日本の教育の中で たとえ反逆児だったとは言え
育った私とは かなり 難しいです。

娘のいない日々に心がいやされて 散歩の途中でいつものおもちゃ屋さんの看板の虫を発見。
こんなものまで見えない毎日を過ごしてたんですね。

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文字の上のところにいる。。。

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by cazorla | 2013-08-11 09:44 | スペイン若者 | Trackback | Comments(7)