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スペインの人道主義

スペインの人道主義がどんなふうかよくわかるビデオ。
これは私服警察が電車内でマスクをするようにモロッコ人に注意した。
殴られている方が私服警察。


私服警察の人の腕に注目して欲しいんだけど、ジャケットを持って普通にしてる。
殴られないように構えることもしてない。
構えると相手を威嚇したとして、訴えられるから。
モロッコ人がスマホを掲げていますよね。
全部録画してちょっとでも暴力的な行為があれば、訴えるための用意をしている。
こういうのを変だと思うのは高齢者だけのよう。
23歳の息子にこのビデオを見せても、当然のことだと思うよう。
だって移民って虐げられたかわいそうな人たちなんだから。
それでもツイッターには、変だって感じてる人がいっぱいコメントしてる。
こういうことが続くと逆差別が起こるんじゃないかなと心配でもある。

日本は移民局かなんかでインドネシアの人が亡くなって悲しい。
一方でスペインの状態が良いかというとそんなことはない。
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マドリードは私の一番好きな場所。


# by cazorla | 2021-10-18 07:33 | スペインの新聞から | Comments(0)

ラフマニノフはアメリカ人、ヨーコ・オノは日本人?

日本人が外国の国籍を取得すると、本人の意思確認がされないまま日本国籍がはく奪されてしまう。同時に両親がつけてくれた漢字の氏名も失われる。そのため真鍋淑郎はシュクロウマナベである。

ってあるんだけどそうなのかなって。
戸籍は剥奪されても個人的な名前は個人のものでしょ?
基本的に帰化っていう場合でも便宜上のものでしかないからこれはちょっと変なのではないかなと思った。

下の記事で紹介した鄭念さん。

ウィキペディアの英語ページでNien Chengだけど、チャイニーズネーム鄭念と紹介されている。
彼女は『中国』から亡命したわけだけどそれは毛沢東の中国からアメリカに移っただけで、彼女の本質はやはり中国にあるんじゃないかなと思う。
たとえ、帰りたいと思わなくても。
そしてこれはうろ覚えなのだけど、彼女は漢字で署名してたと思う。

ラフマニノフはどうなの?って思って調べたら、ラフマニノフは二重国籍だったのね。
英語のウィキには、国籍に関してアメリカ、そしてロシアって書かれている。それでも私たちはラフマニノフはロシアのピアニストだと思ってる。
それで良いのではないかと思う。

オノ・ヨーコ氏について調べようと思ったら。オノ・ヨーコさんって日本国籍のまんまだったんですね。
日本語で調べるとアメリカ国籍になっているけど、スペイン語でも英語でも日本国籍だと。
息子のショーンはアメリカ国籍だそうです。

ずいぶん昔に(多分1980年ごろ)母とテレビを見ていて『アメリカ人が選んだ最高のアメリカ人』でオノ・ヨーコが2位だった。(ちなみに一位はケネディ)
母と一緒に知らないうちにアメリカ人になってるんだね、と話したんだけど。





# by cazorla | 2021-10-17 08:03 | 思うこと | Comments(0)

10月12日はピラールの日

10月12日はピラールの日で休日でした。ピラールはサラゴサにある大聖堂の守護聖人です。

夫の母もサラゴサ出身なので、ピラールと名付けられていました。夫が12歳の時に亡くなったので会ったことはないのだけれど。
友人にも2人ピラールがいます。2人とも10月12日生まれだから。
すごくわかりやすくていいですよね。
忘れずにお誕生日のお祝いをしてもらえて。
コロンブスがラテンアメリカを発見した日と説明するガイドブックも多いですが、どっちかというと聖ピラールの日と感じる人の方が私の周りでは多いです。コロンブス以前から大切な日だから。
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今年は10月12日が火曜日だったので、月曜日もついでにおやすみ。
これをプエンテ(橋)と呼びます。
つまり日曜日と火曜日の祝日の間もお休みにするから。

ところが最近では金曜日がお休みの場合は月曜日もお休みにしてしまいます。プエンテじゃなくてなんだろ?
飛び込み台?飛び出しているから。
でもやっぱりプエンテと呼びます。
プエンテの時は人が移動するので、ホテルや列車の値段も高額になるので注意してくださいね。

10月12日のピラールの日は国の祝日だけど、各エリアごとにお休みがあるので結構面倒なんですよね。
県全体でお休みならわかりやすいんだけど、市だけとかだと隣町にわざわざデパートでお買い物しようと思っていくと休みだったり。

カトリックはそれぞれのエリアの守護聖人があるのでそういうことがあるのです。
フィリピンに行った時は12月28日に急にお休みになっていて、これも困りました。
換金できず、カードが使えるところが全て閉まっていて。

# by cazorla | 2021-10-13 06:15 | アンダルシア以外の街 | Comments(0)

バリャドリッド:コロナ前の風景

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スペイン北部のバリャドリッド。
1990年に来た時はあまり好きな街ではなかった。
基本的には工業都市。
そのせいかちょっと乾いた感じ。
それでも歴史のある街だから綺麗な建物が点在する。
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ここには2019年のコロナが始まる前にフルート奏者のパユのコンサートで訪れた。
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パユにもらったサイン。

娘と行ったのだが、当然日帰りは無理なのでホテルに泊まる。コンサート会場に比較的近いホテル。
コンサートが終わると11時過ぎる。
娘も私と同様方向音痴のくせに、「ママ、こっちからだと近道だよ」と提案する。
いや、来た道を辿って帰ろう。その方が安全だし。
「大丈夫。近道で行こうよ。もう眠くなって来たし」
というわけで、てくてく歩くも一向にホテルにたどり着かない。

ほぼ住宅街なので人にも会わない。
マンションに入ろうとしている40代の女性に道を聞く。
「そうね、ここからだとかなり距離があるわ。ホテルはあっち方向だけど、そっちは公園もあるから危ないの。ちょっと待ってね」
と車の鍵を持って来た。車で送ってくれるというのだ。
夜に女の子が2人で歩いていると強姦されるかもしれないから危ないと。

車でも結構距離があった。娘は全く反対方向をめざしていたのだ。

それにしてもいくら危ないからと車を出してくれるバリャドリッドの人は優しい。
というわけでバリャドリッドのイメージが変わりました。

# by cazorla | 2021-10-11 06:55 | アンダルシア以外の街 | Comments(2)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla